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2009年10月29日木曜日

ゼミの感想

タスクをためこんでいて本当にすみません。なんと前々回のゼミ感想です;;

【論文発表】
獺班・・・クラウドコンピューティングという現在の事象をなるべく体系的にとらえていこうという姿勢が伝わってきて、毎回とてもわかりやすいです。現状分析をさらに一段進んだものにするためにエックスファクターを探すということですが、次回いったいどんなテーマに踏み込んでいくのかワクワクします。メンバー全員が忙しいことを考慮してプレゼンは一人の人が作る「獺ルール」は、とてもチームにあってると思います。普遍的にいいものというのは存在せず、常にケースにあわせて変えていける、そのような柔軟性を見習いたいです。短い時間で最大限の効果を出すエッセンス、是非獺班から吸収していきたいです。
美食倶楽部・・・プロセスを可視化するという手法をとりましたが、おおむね好評だったみたいで安心しています。自分の力不足を感じ、結果だけでなくプロセスも積極的に外部に発表して、一緒に考えてもらう、みんなに4人目の「美食倶楽部」になってもらう、そんな目的で行いました。ただこのやり方にはリスクもあります。ダメなプロセス、つまり弱味をさらけ出すことは「他の班はライバルである」という競争意識を減退させ、結果の質を落とす可能性もあるかもしれません。何が論文班とゼミのために一番いいのか、よく考えていきたいと思います。
ほっとけーき班・・・できるだけ画を使うというアイディアはとても面白く感じました。ただそうなるとどうしても口頭での情報が多くなりがちなので、問題のビジュアル化をもっととりいれるとか、キーフレーズは文字でいれる、という手法をとりいれると無敵な感じではないかと!政治のオープン化はとても興味深く、様々な事例をどのようにほっとけーき班がまとめていくのか楽しみです。

【民主党プレゼン】
農作物の関税、輸出入、食料自給率など、国に関係する問題がたくさん出てきました。普段ITについて勉強していると、世界との壁があまりないので、世界規模で一番いいものを利用すればいいという考えになりますが、現実問題ではそれぞれの国の「国力」を考えることも大事なわけで・・・ たとえ価格が低くなくても、自国の農業は保護しなくてはいけません。バランスがとても難しいです。
私は教員免許更新制度についてプレゼンしました。私のプレゼン、質疑応答の時間が、論点そのものよりプレゼンしたトピックへの質問が殺到する場合が多いんですが、もしかしてプレゼンわかりにくいですか?(涙)反省材料です。ブログ等で自浄制度について考えていただきありがとうございました!後期の授業で「教員評価」についてレポートを書くことにしたので、おもしろい事例があったらどこかで紹介しますね!

ハロウィンについてリーダーシップをとってくれてことえちゃんに感謝です!自主性に脱帽です・・・

2009年10月20日火曜日

ゼミの感想

・論文中間発表
まず獺班。ブログを読んでいて、各々がいろんなベクトルに向かった現状分析をしっかり進めていると感じていました。それを統合して方向性を共有できたら、どんどん進行していきそうだと感じました。再来週の発表で、どんなテーマが提示されるのか、楽しみです。
次に美食倶楽部。プロセスを可視化していくのはとても良いと思いました。それぞれ違うテーマを扱っているので、その方が聞いていてわかりやすいし各班の進め方を見るのはおもしろそうです。
X班。一人でよくこれだけ作ったなあ、と素直に賞賛の気持ちになりました。来週は3人揃うということで、個々人の力が合わさったらどのような発表になるのか楽しみです。
そして、ほっとけーき班。ヴィジュアルを大事にしたプレゼンで、説明されているウェブサイトがどんなものなのか、わかりやすく聞くことが出来ました。全体の画面で1枚だけだと、どうしても口頭説明が多くなってしまう感じがするので、話しているところをクローズアップするとか、ウェブサイト以外の絵のイメージを入れてみるとかすると、もっとテンポ良くプレゼンが進むのではないかと思いました。

自分の班に関しては、4人で緻密に話し合いを重ねた成果が出たと思います。わからないところは曖昧にしないで即質問、すっきり帰る。これがぱぴこのやくそくです。
自分自身のプレゼンも、だんだんすっきり自分を出しながら話すことが出来るようになってきた感じがあります。納得いかないところまでちゃんと突き詰められたおかげだと思います。
質疑応答で、自分が言いたいことが上手くまとまらなくなってしまったことが悔しいです。私はちゃんとすぐに頭の中で考えを言葉に出来ないことが多いので、もっとさっと処理できるようにしたいと強く思いました。

・民主党プレゼン
「バラマキ」という表現はよくニュースなどで聞く言葉で、しかし何がどうバラマキなのかよく理解していませんでした。目的がしっかりしていればバラマキではない。なのに、なぜバラマキと表現されてしまうのか。目的だけでなく、インセンティブ設計であったり引き起こす負の効果まで視野に入れたものでなければ、バラマキと言われてしまう。ほかのバラマキと表現されるもの(子ども手当など)にも当てはめて考えてみようと思いました。

・そのた
ゼミの最初に時間をいただいて、ハロウィン企画の話をさせていただきました。
ふとしたきっかけで自分が前に立つことになったのですが、大勢(といっても20人足らずですが)に説明して、決をとって・・・という作業は案外に難しいです。自分の言いたいことがちゃんと伝わっているのか、この話題に乗り気だろうか、いろいろ悩みながら話したせいで逆に狼狽えていた気がします。フルマインドは大切ですね。
ちなみに、ゼミの後から着々とハロウィン企画は動いています。当日をお楽しみに!

2009年10月19日月曜日

1016ゼミの感想

三田論

三田論皆さんのプレゼンはどれも興味深く聞かせていただきました。
どの分野も自分がしらない分野ばかりなので、とても勉強になります。

うちのグループについてちょっと話します。
僕らのグループは、論文に対しての取り組み方が少し特殊です。
実際に会って議論するという時間が他の班に比べ、極端に少ないからです。ただ、タスクに対しては、しっかり遂行しようということになっています。
情報を共有して、それぞれの議論点を上げ、それを担当者がまとめてプレゼンするという形で行うことになっています。ただ、今回に限ってはその流れがうまくいかず、スライド作りを一人で行ってしまいました。それを決めたのが、水曜の夜だったからです。スライドに落としこむ時間が1日しかなく、他のタスクの関連から3人の足並みがそろわなかったことが原因として挙げられます。反省します。しかし、その点に関しては、3人で話し合い、まとまったつもりです。

僕らの取り組みが見えにくいということもあり、問題が大きく見えてしまったものと思います。なんだかんだいって、この3人は同じ方向を見ているので、当事者たちは問題に感じていません。皆さんにはご心配をおかけして申し訳ありませんでした。今後も三田論に関して精一杯取り組んでいきますので、ご指導の程よろしくお願いします。

民主

今回も多様な視点に触れられ、とても楽しかったです。特に、田島さんの教員免許についてのプレゼンには考えさせられました。特に義務教育の時期には学校の時間は一番長い時間であるし、先生は一番長い時間触れ合う大人です。教師の負担がとても大きくなりますが、充実した勤務環境など国全体で支援して欲しいものです。

1016ゼミの感想

遅くなって申し訳ありません。

・三田論
前回から進んでない、という金先生の指摘は、その通りだと思いました。知識量が多いのは確かで、それを示さないと評価はされない。次回はXファクターをきちっと示したいです。ぱぴこ班はものすごく分かりやすくて、方向転換したのにすごいなとおもいました。やるかやらないかはすべて気持ちの問題だなと思いました。あとオープンIDの話や、行政の話など、色んな知識が吸収できて楽しかった。どこの班もカラーが出ていて非常におもしろかったです。

・民主党
農政が思った以上に難しくて、どうしたら理解してもらえるかというのをかみ砕きすぎて、言葉づかいが荒くなってしまったのが反省です。本当は減税とかJAの話もしたかったのですが、4分という枠だと中々難しくて残念でした。あと内容ばかりに気をとられてスライドがおろそかになってしまったのが心残りです。あと、政治を考えるにしても、経済の知識がどうしても必要で、切っては切り離せないんだなと思いました。

1016ゼミの感想

【三田論】

・美食倶楽部

最初に一週間の流れを紹介するプレゼンの仕方がすごく良いなと思いました。一連のMTGの流れを示すことによって、聞いている側の理解も深まるし、論理飛躍をより防げると思いました。プレゼンの中の“googleは著作権問題など様々なしがらみがあるが、出版社は未来性がある”という話がとても印象的でした。

・獺

 戸高さんもブログに書いていらっしゃいましたが、ブログなどを見ていて、獺班は現状分析・現状把握がすごく進んでいるなと思いました。プレゼンに関しても、プレゼンターは一人ですが、皆でちゃんと共有されているのだなと思いました。Xファクターがどうなるのか、すごく楽しみです。

・ほっとけーき

 テーマがとても興味深いです。アメリカとは違った日本ならではのオープン化はどういったものが望ましいのでしょうか。また、誰かが言っていた(菊池君だっけ?)「オープン化は必ずしも政府が進める必要はないのではないだろうか」という意見もとても興味深いです。

  ネオ茶の間時代と言われる現在、私たちはグループではなく個人単位でメディアを使用し、情報を受信・発信しています。もしかしたら、国の情報においても、 ○○庁や○○市という単位でなく、○○庁に勤める誰誰だとか、○○市の市長という単位で情報発信・受信を行う方が、本当の意味でオープン化が望めるのでは ないかなと思いました。オバマのように。

・竹内君の班

 ポイント・エコノミーとopenIDについて詳しく知ることが出来て良かったです。セキュリテイの問題以上に、企業がopen化に踏み切れない理由をもっと知りたいです。また、1位の企業をどうopen化させるかという話もでましたが、SNSでこの話がでたときにも気になったので、とても興味深いです。

・ぱぴこ

  この2週間、私たちはどのような道筋で論文を進めていくかということと、その上で現状把握・現状分析・他社分析にほぼ全ての時間を費やしてきました。かな りの時間、この“どのように進めていくか”という部分について話し合ったため、比較的議論が迷走せずにすんだと思います。グループワークで一番怖いこと は、メンバーが議論に熱中する余り当初の目的を忘れ、全体を見る視点を忘れてしまうことだと思います。

 上記の通りまだ私たちは情報を集め、分析することしかしていないので、これからが本番だと思います。UGCの理想モデルにどれだけ私たちらしさ(私たちがやる意義)が出せるか、またどれだけ一般化できるかが肝なのかなと思います。ひとに甘えず、地道に取り組んでいきたいです。

【民主党】

 金先生がおっしゃっていた“普遍的な答えはない。文脈から考えること”ということがとても勉強になりました。何に対しても、常に大きな視点と細かい視点を持って文脈を読むことを心がけたいです。

【最後に】

 今回、プレゼンチェックシートを使うことが出来なかったこと、後期から一生命 動いてくれていた村山くんに対して、同じ四期として本当に申し訳ないです。そして忙しい金曜日に毎回用意してくれていた村山くんに対して、今まで自分はあ まりにも感謝の気持ちが足りていなかったと思います。そして自主性も足りていなかったです。今回この大事なことに気付けてよかったです。

2009年10月18日日曜日

ゼミの感想

・論文

 論文は一本の線になっていて、流れに沿って書き進めていくものだと思っていたが、今回のプレゼンを通して考え方が変わった。論文プレゼンは単に途中経過を示すものではない。一回ずつのプレゼンは、完成までの道筋を構成する一要素ではあるが、それはそれで完結型なのかなと思った。一回ごとに、テーマの一要素を掘り下げてプレゼンする。先生は一回ごとに順位をつけると仰っていた。毎回各班ごとにミッションを決めてプレゼンのために全力を尽くす。そうすることにより、それぞれの要素がよりブラッシュアップされていく。論文はそれらいくつもの要素を理論によって繋いでいくものだと思った。ただの一本線ではなく、点と点をつなぐことで完成する線。今回のプレゼンでは、どの班も最初の一歩である「テーマ」という点が完成したのだと思う。これからどの点とどの点を繋いでいくのかをよく考え、また一つ一つの点を魅力的なものにしていきたい。このようにとらえれば、一回一回のプレゼンに向けて頑張ることはとても有意義になる。

 個人的に最近プレゼンを見たり自分が作成していて不思議に思うことがある。まだ文字が発明されていない時代、人間は絵あるいは記号を用いて意思伝達をしていた。そしてもっと伝わりやすいように、と文字が発明された。でも今私たちはプレゼンで何かを伝えたいと思うとき、文字よりもビジュアル化を重視している。意思伝達の方法が逆行しているようで面白く感じたが、何よりも言えることは、言葉と絵は最強のペアだということだ。


・民主党プレゼン

 一番気になったのが農業の話。地方自治に興味があったので、以前「ふるさとの発想」という現・鳥取県知事が書いた本を読んだことがある。そこには主に小泉政権時代の三位一体改革についての批判的な意見が書かれていた。地方の自立競争力を高めるために地方交付税を大幅に減らすというこの政策。しかし競争力がつくどころか、貧しい地方自治体は地方税収のほとんどを交付金に頼っていたために厳しい財政難に陥った。財政的な基盤が整っていないところにムチを与えてもそこから生まれるものは何もないということを学んだ。だからこの生産費が価格を上回る農家には、その分の補てんは政府が行う、という政策は肯定的に見てもいいのではないかと思っていた。しかし議論の中で指摘されたように、不足分は政府が補てんするという保証があれば、自主的に不足を補う努力をしなくなる。努力してもしなくても結局は補てんされる。これでは努力をしていくインセンティブは全く湧かない。民主党は、三位一体改革の反省を生かし、教育や環境など5つの項目に分け、補助が必要な自治体が必要に応じて補助の使い道を指定することができる一括交付金を構想している。農政についても、このように各農家の必要に応じて補てんしていくことを考えなければならない。ただし、政府と農家には情報の不均衡が存在するため、政府が農家について現状把握できるような信頼性のあるシステムが必要だ。そして政府は競争が損なわれない程度に上手く配分していかなければならないと思った。

かけぬけて秋

 1週間ははやいものです。もはや夏休みがとても昔のことのように思えます。

【論文発表】
 ぱぴこ☆ぱぴこ班は意外にも1位でした。ぱぴこ☆ぱぴこのチーム名の由来から話していきます、まだ話していなかったと思いますし。
 世の中にはパピコというそれはそれはおいしいアイスがあります。パピコは2本セットで販売されており、その性質故なかなか1人では買うことをためらってしまいます。
 我々のチームは4人で1つです。パピコは2本で1つ。じゃあパピコを2つにすれば4人で1つだという意味を込めてぱぴこ☆ぱぴことなりました。
 そんなぱぴこ☆ぱぴこが当初考えていたテーマは前回の論文発表の時点で捨て、新たに3つの案を持って挑んだ面談。1つは先生が考えていたテーマと一致していたのですが、結局今回の「角川のYouTube戦略から見るUGCウェブマーケティング」となりました。
 1週間と少しで0からここまで持ってきたのはよくやったと思いますが、この次が大変です。もっともっと全員の知恵を結集させてさらに上を目指していかねばなりません。
 池亀さんがブログに書いてくださっていた、「研究対象を角川の例だけでなく、このwebマーケティングスタイル参考に他の企業にも提言するというかたちで、テーマに広がりがを持たせているのも良いなと思いました」というのも、今後論文の方向性を考える上では頭の片隅においておかねばならないことだと思います。
 大賀さんが書いてくださっていた「ひとつ思ったのは、例えばMAD動画などで、特定の歌手の歌を用いている場合、その歌手に対しての使用料はどのように払うのだろう?という仕組みについてです。(いわゆる、コンテンツの『著作隣接権』ですね)BeeTVのGoodShare形式のような明確な体制が必要だと思います。」という点は、YouTubeやニコニコ動画など、動画共有サイトが基本はJASRACと提携しているはずなのですが、角川の事例をとってみますと、角川からクリエイターに対して広告料の一部が還元されるのは、角川が保有する素材を使ったMAD(つまり他のサンライズとかの素材を使わないだとか)と、ユーザーが出演する動画(踊ってみたとか)に限られていました。その場合、他のUGC(例えばavexチャンネル)にあてはめると、もしavexが権利を保持するコンテンツを他のMADや自分が歌ってみたなどに利用して投稿した場合の利害関係は整理しとかなければいけないと思います。
 他にもみなさんからもらったフィードバックを活かしていきたいです。どうもありがとうございました。

 次に他の班についてですが、まず獺班は、ブログとかを読んでいてもわかるのですが、現状分析の進展具合はたぶん1番だと思います。ただクラウドという広くとても深い分野をあつかっているのでなかなかアウトプットの部分で苦しんでいる段階なんだと思います。でも現状分析の量が多ければ多いほど、これから論文をいかに進めていくのかはわかりませんが、企業へのヒアリングへ行った時に困らないと思います。実際去年の論文でそれは感じましたので。そしてヒアリングから得た知識を組み立てていく際にも新たな視点が見つかって爆発的に進むと思います。
 美食倶楽部は個人的に出版という分野に果てしなく興味があるので、美食倶楽部とも論文をしてみたいと思ってしまうほどの出来だったと思います。僕も僭越ながら意見というか提案というかをさせていただいたのですが、google book searchがある中、いかに出版社が付き合っていくのかということを考える際に、出版社がいかにウェブとの親和性を持ったコンテンツを出していくのかといったことも重要になってくると思います。
 ほっとけーき班はプレゼンのスタイルが変わっていていいなと思ったのですが、「絵+文字」で勝負した方がもっとわかりやすかったと思います。1つのスライドを使ってる時間が長いし、その絵で伝えたかったことを最後に文字として1スライドはさんでいればもっと理解につながったのではないかなーと。
 たけうちの発表は相変わらず分析もしっかりしていてさすがだなと思いましたが、3人の能力が全て結集した時の爆発力に期待です。

【民主党プレゼン】
 農業も奥深いんだなって感じました。補助金が無ければ価格を下げるインセンティブが働き、価格競争が起きる。しかし補助金があるために売れ残ってもその差分が補填されるので価格を下げずに高いままになってしまう恐れがある。よって、補助金を出すならばコスト削減や改良品種の開発にのみ使えるようにし、農家と消費者にwin-winな関係を築けるようにしなければならない。
 でも政府が農家に持っている情報と、農家がもっている知識には雲泥の差があり、そこでの情報の非対称性(取引間の情報格差が大きく、正しい取引が行われないこと)が問題になっているためなかなかうまく進まないのが現状だ。よく大臣が現場視察に赴いているのをテレビで見る機会があるけど、あんなのパフォーマンスじゃなかろうかって斜に構えてみていた自分が恥ずかしい。情報の非対称性を解消するためでもあったんだろうな。

【最後に】
 今回、ゼミの最初にかこいさんとうちやまさんが代表として30日の企画について話し合う機会を設けてくれた。すごくありがたかったし、30日が楽しみになった。
 ただそれを決めるための集まりに寝坊やらなんやらであまり人が集まらなかったのも聞いたので、その辺はもうちょっと協力的に個々が動いても良いんじゃないかなって思ったりもしました。日吉と三田で難しい所はあるだろうけどね。

ゼミの感想

みなさんお疲れ様です、池亀です。

【論文プレゼン】
まず、美食倶楽部について。最終的なテーマ設定に至った思考のプロセスが非常に分かりやすく示されていました。前回のプレゼン段階では、テーマ設定の過程で「飛躍」があったということですが、今回はその反省を生かそうというという高い意識がひしひしと伝わってきました、すばらしいと思います。
続いてぱぴこ班。全体を通じ、プレゼン内容に全員で十分コンセンサスがとれているのが感じられました。私はこの班のテーマについてよく知らなかったので、今回の情報量あるプレゼンはとても勉強になりました。テーマの切り口としても独自性があり大変面白いと思いましたし、また、研究対象を角川の例だけでなく、このwebマーケティングスタイル参考に他の企業にも提言するというかたちで、テーマに広がりがを持たせているのも良いなと思いました(恐縮です)。
ほっとけーき班。プレゼンターが二人ということで焦る気持ちはあったかもしれませんが、それでも上手に発表されていたと思います(たびたび恐縮)。今回アメリカの事例が多く取り上げられていましたが、それらを参考に今後どういった日本のGovernment2.0を提言されるのかとても楽しみです。テーマの趣旨とは外れてしまうのですが個人的にひとつ気になったのが、Government2.0を設立することによって政府の情報が完全にオープンにされているような錯覚を市民が覚え、その結果知らないうちに国民が政府に誘導されるのではないかと少し不安に思いました。
ポイントエコノミー班。竹内君ひとりでプレゼンすごくよく頑張ったと思います。ただ、メンバー人数がもともと3人ということはありますが、やはり一人でプレゼンというのは寂しい気がしました。この班にはこの班事情があると思いますが、3カ月という短い期間を考えると、早いうちに現状を打開し、個々の高い能力を存分に発揮されるといいなと思います。そうなった時のこの班のパワーはすさまじいでしょうね。次週も発表ということで大変だとは思いますが頑張ってください、楽しみです。

獺班について。一見するとこの1週間進歩がなかったかのように見える獺班ではありますが、実際中にいるメンバーとしては必ずしもそうは感じていません。むしろかなりのスピードで進んでいるというのが実感です。ただ確かに、今週Xファクターについての詳細な発表ができなかったことは大きな反省点だと思っています。獺の論文ではとにかくXが一番の勝負所になるというこで、おそらく、結論は急いではいけないという慎重な意識がはたらいていていたのだと思います。今週からは少し意識を切り替え、みんなでX探しに奔走します!これからまだまだスピードは加速します。
さいごに私個人的な反省点としては、1週間のうちにできること・到達できるところの"限界"を、自分自身で早々と決めつけてしまっていたことです。ひとまず"限界"という概念はきれいさっぱり頭の中から消して、昨日より今日、今日より明日というように、日々自分自身を越えていきたいです。そしてこの三田論が完成し3カ月を振り返った時に、あれが今の自分の"限界"だったと言えるといいなと思います。

【民主党4分プレゼン】
どのテーマも大変興味深かったです。テレビのニュース番組ではあまり取り上げられないテーマについても考えることができて良かったです。今回議論を全体を通じつよく思ったのが、物事を考える際はさまざまな視点から考えることが必要で、その点私はまだまだ短絡的な思考に陥りがちだと再認識しました。

2009年10月17日土曜日

ゼミの感想

●論文発表

 今、私たちのグループは産みの苦しみの真っただ中。クラウドをどういった切り口で掘り下げていくのか。この論文の中で一番重要なところであり、難しいところでもある。来週は色々な意味で盛りだくさんなので、全力で結果をだしていきたいと思います。

 他グループの発表では、Government 2.0のほっとけーきが個人的に面白かったです。多くの新しい事例を知ることもできたし、なんといってもクラウドを用いた政治的キャンペーンやサービスが非常に多いのが印象的でした。例えば市民の声を集めるという機能は、セールスフォースの得意とするCRMと共通する点もあり、大いにクラウドの恩恵に与ることが可能な分野でもあります。今後の発展が気になるところです。

●民主党プレゼン

 今回、自分は内需拡大による成長戦略を扱いました。最近特に関心のあった経済分野でのアウトプットにチャレンジできたことは良かったです。ただ、輸出の低下は世界的な需要の落ち込みという原因の他にも、途上国に着実にパイを奪われているという現状やサービス業になかなか移行できていない現状など、様々な要因があるという視点が抜けていました。周辺的な要因にまで言及できることで、より説得力が増すのだと感じました。

 もうひとつ学んだこととして、「どちらを選ぶべきか?」という問いに関してです。何事も(特に政治や経済において)、どちらが良いのかということは一概には言えない。しかしその中で、ある基準軸となるものを相手に示し、それを前提に答えていくという手法には説得力が生まれる。今後は、意識的にこのようなプロセスを踏んでみようと思いました。

反省と感想

【論文】
ほっとけーき班については、突然の2人での発表などのハプニングなどもありました。ここからすごく個人的な話になってしまいますが、自分は準備不足だったなと思いました。時間を大幅にオーバーしてしまったのも、そのあとの鳩山プレゼンの時間も押していたので申し訳なかったです。確かに自分たちの扱う内容はまだ未開拓領域ですが、他の班についても切り口が新しかったり、新しい課題を発見していたり、という状態です。今回の時点では情報収集とその提示、分析が課題でしたが、情報分析の時点なりになにか自分たちの意見を入れればよかったのかなと思います。いただいたFBにも、銭谷さんからもアドバイスをいただきましたが「自分たちならではの提示がないと、何年か経って読み返したときにただの古い情報」になってしまいます。指摘、厳しい批判は思ったより少なかったですが、先生からの4つの指標とみんなからのFBを活かして、自分に厳しくいきたいと思います。
4人の予定がなかなか合わない最近は、勝部くんが書いていた獺方式を取り入れるのもいいかもしれないと思います。
また他の班を見ていて論文に取り組んでいくときに、「客観的な目」を常に忘れないことは大切だと思いました。自分を含め全部の班に共通して、この視線を常に意識することで自分たちだけでも細かい軌道修正がきくと思います。ただすごく難しいからこまっているのですが…

また、山本さんが指摘してくれた通り、今回はプレゼン評価シートを機能させられませんでした。今のシートのやり方が悪いのではなく、当事者意識の欠如だったなと思います。偉そうなことを言っておきながら、すっかり頭から抜けているのなんて有言不実行だなと思います。次回から班のプレゼンは隔週になるので貴重なプレゼンの機会を最大限活かすために、シートも続けていきたいです。


【民主党】
農業のジレンマは、人間の生命の源に関わる欠かせない分野だけに本当に解決が難しいと思います。自分が依然英語プレゼンで行ったような「農業の工業化」はやはり一つの選択肢だと思います。東洋経済で食にまつわる特集をやっていて今読んでいる途中です。(興味ある人はぜひ読んでみてください!)初期投資が高い農業に進出するのは敷居が高いとは思いますが、オフィスワークにはない、体力的、天候のリスクがあってもそれでも農業をやりたい!と思わせるような(特に若者に。)インセンティブを高めることが必要です。と、口で言うのは簡単ですがそれには何が必要なのか、いまはまだわかりません。
田島さんが最後に提示していた、教員の自浄制度を行えるような制度設計を考えてみました。→自分が小中高のときにずっと思っていたことは、先生もつうしんぼをつけるということです。自分が先生だったらこういうとこ気をつけるのになぁ、大人になるとわかんないのかなぁって思いながら授業を受けていたような気がします。だから自分が先生なら、生徒の意見は聞いてみたいです。それと、授業参観のような「オープン化」です。私の高校は授業参観の要望は結構あったのですが許可がでませんでした。公開によって先生も適度な緊張感があるし、生徒ももちろんシャキッと気分転換になると思います。

体調を崩している人が多いみたいです。先輩を見ていると何をするにも「体力勝負!」だなと思います。よく寝てよく食べて健康体でこのまま頑張りたいと思います!

2009年10月16日金曜日

1016ゼミの感想

 こんばんは!おーがです!!最近は風邪が流行っていますね><学部の方でも何人か新型インフルに罹った子が居て、ビクブルする毎日です。私も人のこと全く言えませんが、皆さん身体はお大事に!

●論文発表
 2週間弱でここまでまとめてくるとは…!さすが金ゼミ、侮れない奴らばかりだ!と感じました。まずは私たちのチームであるほっとけいきの発表について。今回は色々と事情も重なって二人だけの発表となり、事前に大慌てで作った部分もあるのでかなり焦っていたのですが、何とか終えることができました。ほっとけいきのテーマだる「Government2.0 in Japan」は、金先生も仰っていた通り、まだまだ未知の世界のことなので、難しさを感じると共にかなりワクワクした気持ちでいっぱいです。私たちが日本の在り方を変えてやる!そんな夢物語を抱きながら論文執筆ができるとは思わなかったので、嬉しいです。今回の発表は、取り敢えずは現状分析をしよう、ということで、具体的な方向性は殆ど考えていなかったのですが…ゼミ生の方々からのフィードバックや、金先生のお言葉にあった「4つの軸」のおかげで、かなり明確化することができました。来週発表ということでまたもやあたふたしていますが(笑)頑張ります!
 次に、他班の発表について。まず、獺班についてですが、チームメンバーが多く、なかなか全員で集まる機会が得られないのは大変だろうと思います。お疲れ様です><ただ、人数が多いということは、その分、皆で最大限のものをアウトプットしていけば最高の「何か」が作り出せるのではないでしょうか。また、勝部君のブログを今読んで「獺ルール」の存在を知りました。成程、プレゼンの方法も工夫されていたんですね!私的には、皆で発表しても良いんじゃないかなあとは思っていたのですが、獺独自のやり方があるならそれを貫いてほしいです!
 美食倶楽部班は、率直に、以前の発表よりもかなりブラッシュアップされていて感動しました。中でも、最初に示してくれた田島さんのアイディアは素晴らしいと思いました!チームごとの活動になると、どうしても閉鎖的になってしまうと思うので、毎回のプレゼンでプロセスを可視化してアドバイスを得られるような仕組みは重要ですね。皆も今後取り入れるべきものだと思いました。またテーマについてですが、「次世代の本の在り方」を考えるのに、amazonの動きをみることは必要だと思うので、是非その辺も研究してほしいなと考えます。
 ぱぴこ☆ぱぴこ班は、連休中に合宿(?!)もしてたみたいで、皆のコミットメント具合がダントツにいいなあと思います。特に、かこいさんとまりあんぬの成長っぷりが目覚ましいです。プレゼンもすごく堂々としていて良かったと思います!(何か偉そうなこと言ってすみません)まあ、スライド内に私のBeeTVの説明があったのが何よりも嬉しかったわけですが…ありがとうございました。4か月近く前の自分のプレゼンを見ると恥ずかしいものですね(笑)コンテンツホルダーとプラットフォーム、そしてアマチュアのクリエーターをwin-win-winな関係でつなぐというのは非常に画期的で面白いです。アマチュアの創った作品=重要な文化をひとつ、という視点は大事です。文化は最初から「文化」として生まれたわけではありません。最初は皆、アマチュアなのです。‐と、まあ、この話は置いておいて。ひとつ思ったのは、例えばMAD動画などで、特定の歌手の歌を用いている場合、その歌手に対しての使用料はどのように払うのだろう?という仕組みについてです。(いわゆる、コンテンツの『著作隣接権』ですね)BeeTVのGoodShare形式のような明確な体制が必要だと思います。
 最後に、ポイントエコノミー班について。情報については皆で共有していたものの、竹内君がひとりがスライドを作成した点には驚きました。今後このチームに関しては色々と議論が行われるかもしれませんが、ゼミ全体で考えていかなければならないことだと思います。まずはお疲れ様でした。ただ、一人で作成したとは思えないほどよくまとまっていたと思います。ライフログに関しては私自身も興味深く聞きました。冷静に考えると、すごく気持ち悪いというか、自分自身がシステム化されたような気分になる仕組みですよね…。

●民主党プレゼン
 時間配分の関係で3人までしかできず申し訳ありません><来週一気にできるといいですね!今回発表してくれた内山さん、菊池君、田島さんは三人とも複雑な事柄をわかりやすくまとめてくれていて、私のように政治経済に疎い人間でもよくわかりました。ありがとうございました!
 個人的に興味深かったのは「教員免許更新制廃止」についてです。この制度が生まれた背景には、「教育の質の低下」があったということですが、だからといって大学の先生のトークショーを聞いて質が上がるのか否か。結局明確な効果が得られないまま(わからないまま)廃止、となりました。しかし、廃止したとしても、代替案が無いのは問題だと思います。どうしたら教育の質が上がるのか。そもそも理想とすべき「教育」とは何なのか。きちんと考えるべきだと思います。


 最後になりましたが、今回、プレゼンチェックシートの導入を忘れてしまいました。村山君一人に仕事を委託してしまっていて、ゼミ生の責任意識が薄かったと私自身も反省しています。今後はプレゼンターが持ってくるというやり方でも良いのではないでしょうか。

21.10.16 ゼミの感想

【論文フィードバック】

我ら獺は、(恐らく)他のチームと異なって、プレゼンとスライド作成をローテーション形式行う。スライドの大まかな流れは、予めホワイトボードに書き出して、言葉もある程度決める。獺方式と名づけたこの方式は、人数が多い上に各々が忙しく、なかなか皆で集まる機会が取れない我々にとってかなり効率的であると確信した。僕としても良いプレゼンの練習となった。

他班の発表はどれも興味深かった。僭越ながら全ての班に対してコメントなりフィードバックを出来て、自分としても大変プラスになった。

順位については、正直言って残念な気持ちになったが、ゼミ後にみんなと話し合ってそれはそれで良かったと思えるようになった。言い訳になってしまうが、獺はXファクターを決定するまでが最大の困難で、その後はジャンボ機が離陸する時のように、一気に飛躍できると確信している。また、集まる回数が週一だったのも反省点だ。逆に最も出遅れていると言う現実を突きつけられて、良い焦燥感が獺に広がっている。獺のジャンボ機は、今燃料も満タンで、滑走路を勢いづけて走っている途中だ。離陸まで後一歩、来週は大切ですよ!

【民主鳩山政権】

今回のテーマは、教員免許更新制度、内需拡大政策、農業政策の3つだった。みんな良かった。これらについて思ったことを書きます。

教員免許更新制度:
勉学の面での教師の質はあまり問題ではないと思う。今日も話し合われたように、問題は道徳、人間性の部分だ。とんでもない教師が世の中にはいる。中には、「とんでもない」部分を満たすために教師になったという奴もいるだろう、とても悲しく憤りを感じる。ただ、広い世界を見渡したとき、そういった人間は必ず存在し、職業選択の自由を与えられているので、制度的に解決するのは難しいかもしれない。大学院制になったら、学生の負担が増え、ロースクールの時ような問題が出るような気もする。

内需拡大政策:
内需を拡大するのは、当たり前のことであり、自民党がそれを怠ってきたとは思わない。しかし、今日本が外需依存、いやグローバルマーケット次第で景気が決まるという現実をどう解釈するかが問題だろう。先生がサービス経済の輸出ということをおっしゃったが、他にも自分なりのマクロの戦略観に則ったソリューションを見つけ出さなければならないと思う。

農業政策:
食料自給率を上げる意義を見出すことに困難を感じていたが、農家保護の意味が少し分かった気がする。古典派経済学の比較優位の立場に立てば、日本のような先進工業国は農業を育てることは放棄し、資源を他の分野に集中させるべきだ。この考えは理論的には正しい。ただし、農業は、国の根幹を担う国内的戦略産業としての側面も持ち合わせている。建設業にも似たような性質があるかもしれない。第一に、単一の職業としてはまだまだ従事者が多い。第二に、主権国家の構成要件である「領土」のデザインに直接的な影響がある。第三に、国民の衣食住に関わる。これはあくまで僕個人の頭で考えたことに過ぎないが、実際大凡どんな国でも農業は保護される。


あと、プレゼン評価シートについて思ったのですが、プレゼンターがオプションとして使うのはどうでしょうか。秋学期最初のゼミではじめて評価シートを受け取りました。最初は評価されることに抵抗を持っていたのですが、実際にはかなり参考になりました。今回も持ってこればよかったと切実に後悔しました。しかし、手間を他人に任せているうちは、本当の意味での評価は期待できないと思います。自分から「評価されたい」「フィードバックを受け取りたい」という気持ちを持って、準備をして、評価をお願いする。この一連の行為が全て繋がってこそ本当に意味があるものになると思います。そういう人のためには貴重な時間を割く意義がある思います。今回の僕のようにそれを怠ったものに、それは値しないと思います。自分の成長のためのことは自分で責任を持つ当事者意識が必要だと思いました。

なんだか長くなってしました。
それでは良い週末を!