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2009年5月18日月曜日

0515ゼミの感想

●NCについて
 Twitterについて。海外では使われ方が様々であるということを知って面白かった。自分も以前からTwitterに登録はしていたものの、周りで使っている人が皆無だったのでほとんど使う機会はなかった。IT先進国の日本においてこのようなツールがなかなか使われないのは疑問だが、日本でのシェアも伸びているということで、今後の発展が楽しみだ。まず収益モデルありきではなく、シェアを伸ばすことが先行する姿勢についてはとても納得のいくものだった。もっと広く、ビジネスにとらわれすぎなくてもいいのではないかということを考えさせられた。
 Google Book Searchについて。著作権法に関することは、とても勉強になった。その日の夜、日本でも屈指の著作権法について詳しい参議院議員の鈴木寛という人とお話する機会があり、この話についていろいろ聞いてみた。そこでもらったフィードバックは、このゼミでの話も著作権法におけるわりと「左寄り」の議論だそうで、著作権法の専門書を読んだりして、もっと広く学ぶのも良いと。なので、今週は著作権法関連の本を何かしら1冊は読もうと思う。

 金先生が言っていた10分間の配分についてはとても参考になった。事象の説明に偏りがちな中、やはり議論するためには明確な論点の提示とプレゼンテーターの見解が重要となる。今までNCは議論するというより、どうも知識の詰め込みになってしまいがちだったと思う。僕たち4期生にとってはとてもありがたいものだが、自分で調べればわかることを事前準備もなしに質問だけでタイムオーバーになってしまうのは非常にもったいない。自戒もこめて、これからはしっかりと事前に必要な知識を仕入れてくる努力はしていこうと考えた。

●『市場を創る』第4章
 ロングテールの話などの内容の振り返りができてよかった。議論の論点をもう少し明確にしてけば、今後充実した輪読になっていくと思う。

0515ゼミの感想

twitterに関して。ビジネスモデルをすぐには考えなくてはよいのではないかという金先生のお言葉は印象的であった。企業というのは認知させるために非常に骨を折っている。その中ですぐにビジネスモデルに直結させなくとも、潜在的な広告価値を高めていくことが後々のビジネスに繋がる。もっとひろい視点でとらえる必要があるなと感じた。

googleブックサーチに関して。アメリカの訴訟に関する考え方は印象的であった。
とりあえず交渉の席を設けるために訴訟するのだ。googleブックサーチをうまく利用すればいいビジネスモデルになると思う。今後の展開に期待したい。

市場を創るに関して。ニッチ化とロングテールは連動しているというのは印象的だった。
確かに、消費者の志向が様々な方向にわかれ、「大衆」から「分衆」にわかれていっているのが今の時代。どのようなビジネスモデルを取るかの違いはあるが、人々の変わりやすいに^ズを把握し、そこにアプローチするビジネスが求められる。

0515ゼミの感想

NC Twitter

 前々からTwitterに関しては知っていたが、これほどブレイクの兆しを見せているとは思わなかった。メインユーザー層が他のSNS等に比べ若干高く、自分には実感しづらいせいもあるかもしれない。

 こうしたウェブサービスでは「目先の利益」と「後々の大きな利益」では後者を重視してまずはプラットホームを築くことが重要だと再認識。そのためには二重アカウントなどの不正行為をわざと認めるというやり方もアリなのかと感心してしまった。

 また、こうしたサービスはいかに外部性を広げるかの工夫(Twitterの場合であればGmailなどのメールサービスからアカウントを検索してくれるなど)と、瞬間的な盛り上がりを支える仕組み(10の破壊的トレンドにおける『プレゼンス』)の2つの要素が重要なんじゃないか。(ちなみに後者は『アーキテクチャの生態系』という本で人文的にちょこっと論じられているので参照どうぞ)


NC Google Book Search

 なんとなくもめていることはこちらも知ってはいたが、まとまった利害の対立やその背景を今回知る事が出来て非常に有意義だったと思う。

 Googleのやり方は基本的に意義深さあるいはコストの面から「公共の利益」をタテにしてオプト・アウト形式をとっているように感じる。それはストリート・ビュー問題も然り。というか本当に社会や世界を変える技術は絶賛と酷評をもって受け入れられるという例を体現しているような気がする。

 フェアユースの問題では日米間の文化や国民性の違いも大きいように思われる。「とりあえずグレーゾーンを容認してもめたら法廷で決着」というアメリカと「とりあえず違法扱いしてちゃんと(判例を基に)法整備してから容認」という日本の違い、さらにはそれがもたらす利点・欠点をふまえた上で日本版フェアユースの議論に注目したい。



市場を創る 第4章

 探索費用を下げるためにブランドなどの評判や仲介者ビジネスが成り立つ。これはでも評価費用とも結びついていて、すべてはリスク、不確実性の回避といえるのではないか。仲介者に任せるのは欲しいものを探す時に生じるコストが埋没費用になるのを防ぐため。ブランドも長期的に見て損しないため。そのためプラットホームビジネスにおいては不確実性を回避するために信用を与えることが重要だと言える。(ここらへんの話は以前竹内君も挙げてくれた『オープンアーキテクチャ戦略』にあるので参照どうぞ。面倒なら手前味噌で恐縮ですが去年度の書評をば。)


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 今回は4期生中心の初のNCだったが、従来のNCと(良い意味で)変わらなかったので、その点4期生の努力に純粋に感心。今後はよりよいNCを目指して、タイムマネジメントと現象・論点の割合をもっと改善できるようにできればと思う。

ゼミの感想

こんばんわ。学部課題図書に失望しています。村山です。

twitterとgoogle book searchについて

まずtwitterについて。自身初のコメンテータということもありすごく緊張しましたし、担当者の池亀さんと、同じコメンテータの岸本さんに迷惑をかけないように、というこばかり考えていましたが、何とか無事に終わらせることができ「ホッとした」というのが正直な感想です。さらに、あらゆる質問を想定してもっと多くのことを多角的に調べ、しっかり準備していけば良かったとも感じました。これは反省材料として次のNCに生かしていきたいと思います。twitterについては、友人から話を聞く程度には知っていましたが、実際に自分で調べてみると、新しい発見ばかりで面白かったです。実際に金先生からの課題という形で始まったゼミ生での「つぶやき合い」も楽しいですし。また、個人的には、もちろん皆との議論の内容も大事ですが(おそらく、これがゼミの第一義的目的)、議論の対象となった「モノ」自体を楽しむことも大事なことなのではないかなと思います。その「モノ」事態を楽しめないと議論もつまらないし、構造も理解しにくいと考えるからです。
google book searchについて。レッシグ氏の講演の中身にも出てきた話題ということで割と話に入り込みやすかったです。宮村さんを始め、田島さん、栫井さんが議論の対象について調べてきた情報量のおかげだとも思いますし、同時に、同じ日にNCを担当した者として称賛の言葉しかありませんでした。情報量はもちろんのこと、チームワークが抜群で宮村さん以外の二人もしっかり質問に答えられていて本当にすごいと思いました。ここでも事前の準備の大切さを痛感させられました。自分もそれなりに準備したつもりでしたが甘かったようです。内容自体も自分がgoogle book searchについて「こうであろう」と思っていた認識に誤りがあったことも確認でき、とても有意義な議論でした。まだまだ日本の本が少ないということで、自分が利用するかどうかは現段階では微妙ですが、機会があればどんどん活用していきたいと思います。

「市場を創る」について

単に章の内容を説明するだけでなく、金光さん独自の視点で説明してくれた「アマゾンと商社」の例の話がとても分かりやすかったです。また、金先生から貸して頂いている本とリンクさせて考える柔軟な思考の大切さも勉強になりました。「ロングテール」は自分が始めに金先生に貸して頂いたので今回の話はすごく理解しやすかったですし、同時に、本を読むことの重要性も再認識できました。

最後に、金先生が仰っていた、「これからプレゼンをする時の内容は6(自分独自の論点・分析):4(調べて分かること)でやること」というお言葉はこれから常に意識していかなければならないことだと感じました。自分独自の論点を持てるというのは、能動的に内容を理解し、疑問点を発見しようとしている証拠でもありますしね。これからも先輩や同期の皆を見習って頑張っていきます。

2009年5月17日日曜日

0515ゼミ感想

内山です。
まず最初に謝罪させてください。ラベルをつけてなかったのは私です。申し訳ありませんでした。以後気をつけます。

・twitter
まずこの名前を初めて聞きました。自分の知識のなさにびっくりです。もう少し外へ外へと目を向けなきゃいけないなと思いました。私が今回の議論ですごく印象に残っているのが、金山さんの、どうしてビジネスモデルを確立しなきゃいけないと思ったの?という指摘です。(正確に覚えているわけではないので、ズレがあったら申し訳ありません)私にとって、NC側から投げかけられた論点の根底を突く質問に驚かせました。論点の提示は、何か裏づけがあって行うもので、それが無くては論理的に破綻してしまい、議論自体に大きな意味がなくなってしまう恐れがあります。何事も論理だてることが重要であると感じました。

・google
私はまずgoogleの企業理念を全うしようとする姿勢に感服しました。結果は後から付いてくる、とリスクを承知で果敢に新しいものに挑戦する姿、とても眩しいです。不純な動機を探す方が難しいと先生に言わしめるgoogle。だからこそ人はそれに応えます。googleが成功する理由が分かったような気がしました。私がショックだったのは、日本は法的にも新しいものに対して拒絶的であるということです。確かに法を破るのはいけないことです。ですが、法は人が作ったもの、時代が変われば人も社会も変わります。それに合わせて法が変わっていくのも当然です。クリエイティブな精神を尊重し、そういった人材を大切にできる国になれれば、と思いました。また、私は最近まで著作権に対する認識が甘かったように感じます。著作権の本とか見るとなんとなく敬遠してしまっていたし、あまり自分には関係ないとどこかで思ってました。実際まったくそんなことなかったです。今を生きる私たちこそ、その問題の中心にいるのだと感じました。もっとも、これは著作権以外にも言えることなのですが。日本でもあまり議論されていない、最先端の問題について考えられたことをとても嬉しく思います。プレゼンの内容、ほんとに見事でした。
何はともあれ、google book search、早く大学に入って欲しいです。これがあればどれだけレポートの本を探すのが楽になることか!問題は多いけれど、新しいものができるときにそれは付き物。良い方向に向かっていってほしいです。

・市場を作る
アマゾンと商社の例、的を得ているし分かりやすいし、なるほど!と思いました。こういった形で自分の考えをどんどんプレゼンに使っていきたいです。ビジネスの形って、いま現実となっているもの以外にないんじゃないかなって思っていたころがあります。ですが、こうして情報もビジネスになっている。創造の無限の可能性を感じます。私は今ままで市場というものにあまり興味がないと思っていたのですが、この本を輪読していくうちにどんどん面白くなってきました。興味がないと決め付けるのって、ホントにもったいないことだと思いました。

今回のゼミ、自覚してなかったのですが顔が蒼白だったらしいです。心配してくださった方本当にありがとうございました。私はあまりからだが強いほうではないので、自分のからだに合わせたtタイムマネジメントをしていきたいと思います。

ゼミの感想

おはようございます。かこいです。

・NC:Twitter
存在は知っていたものの、内容まではよくわからず、初めて知ることばかりでした。 ・・・というのは、事前にTwitterについてある程度勉強してこなかったからで、議論につながるほどTwitterについてわかっていませんでした。 限られた時間の中で議論についていくためには、対象について知っておかないといけないですね。NCの前にTwitterに入ってみた、という関取さんを見習わなければ、と思いました。

・NC:Google図書館
Googleが本をスキャンしだしたらしい、という大雑把な認識しか持っていなかったので、今回発表側で調べる機会が得られて、非常に有意義でした。 全文スキャンする、というのでてっきりウェブ上で全ての本の全文を公開するのかと思い込んでいたのですが、基本は検索機能なんですね。Googleですし。
日本では和解の後公開を拒否する人がとても多いのですが、日本の出版社・作家は、この機能が本の売り上げにつながると思っていないそうです。(アメリカでの訴訟は、利益が増えると認識した上で起こったものらしいです) 著作権に関してのフェアユースの有無が、著作物公開への感覚と結びついているんでしょうか。

この機能を実際に使ってみると、便利です。 本文から検索できるので欲しい情報が出やすく、キーワード周辺を見て本当に求めているものかチェックもできます。
本の売り上げにどう影響するか、私はプラスに影響すると思っています。 流し読みで終わってしまうものはそもそも購買につながらないし(せいぜい図書館で借りる程度=作家の収入にはならない?)、自分が知らない本に出会うきっかけになると思います。 暇つぶしに自分の好きなワードを入力すると存外に面白い本が出てきたりします。限られた内容を見て面白かったら購買につながると思います。本屋さんでの立ち読みがウェブに移った、と私は考えています。
今後日本の本がもっと充実したらいいのですが。

・市場を創る:第4章
まずプレゼンのやり方がとても上手くて、内容を読み込んだだけではなく、うまく飲み下しているのを感じました。
自分は現象の説明に留まってしまっていて、議論の足がかりまで示せているのがすごいと思います。

現象よりも大きい比率で、論点を示せるようにならなければ。次のプレゼンの目標がひとつ増えました。

0515ゼミの感想

 今回のゼミでは、自分の事前の努力が足りなく内容についてはあまりついていけず反省しています。でも、NCや輪読をやる意義や議論した内容(TwitterやGoogleBookSearch)について、終わった後ですが自分なりの見解が持てた、という点で有意義だったと思います!

・Twitter

 まず自分が今までに接したことのないSNSに出会えることができてよかったです。そして口コミのすごさを実感しました。口コミ口コミってよく聞くけれど、本当にそんなに効果があるのだろうかと疑問に思っていました。それに、議論した内容がきっかけになって実際の行動(=使ってみる)に繋げるきっかけになったこのNCはとても有意義だと思うし、NCのあるべき姿なのではないかと思いました。議論する、ということは実際に自分たちに何らかの関係がある、ということなのですから。
 私の友達の中には、SNSを使うことに抵抗を感じている人が何人もいます。ネットに自分の現実の世界が蝕まれているような気がして、はまってしまうことが悪いことだと考えているそうです。私も金ゼミに入る前はそう考えていました。しかし、今ははまってしまっていいのではないか、と考えています。かつて人間の会話が書き言葉から話し言葉にシフトしたように(言文一致)、コミュニケーションのあり方は刻々と変わっていくものです。やはり、ネット上には有害情報やプライバシーの問題はたくさんあるし解決すべきことも多いと思いますが、ネット上のコミュニケーションを受け入れないということは、今までのコミュニケーションを絶対視しているだけなのかもしれない、と思います。
 そんな友達にぜひTwitterを紹介したいと思っているのですが、このようなネットを毛嫌いしている人たちにも広がりやすいサービスなのではないか、と思います。なぜなら、トップページからして非常に簡潔な構造であるし、常に意識を張り巡らせていなければならない、というmixiなどのSNSと違ってあまり中毒性がないと考えられるからです。今は比較的ビジネスライクの人たちに人気があるそうですが、私はネットにまだ抵抗を感じている層に広げたらよりよいシステムになるのではないかと思います。次回のone slideはその辺のこと扱おうかと考えています。

・Google Book Search

 現代人は本を読まない、とただ嘆いて批判するだけではなく、読書文化が広まることを実践的に行っている、というシステムだと思いました。書籍の在り方も日々変化しています。しかし、それだけのきれいごとで済むわけはなく、「著作権」、「収益」という問題が常に背後に潜んでいます。現在日本では著作権の所在があいまいな上に、Google Book Searchで得られた収益はBook Rights Registryが仲介者となって日本の著作者に還元される、という点が、まるでアメリカに領事裁判権を認めてしまったような気がします。それに和解から離脱してしまえば今後の動向について意見すらできないということに抵抗を感じました。著作者の立場から見れば抵抗する、という意味で離脱をしたくなるのはわかりますが、ネットの話と同様、門前払いをされてはこれからの改善の余地もないと思います。
 また、この議論を通して、日本は新しいことが始められない場所なのだと痛感しました。「新しいこと」が裁判にかけられたときに日本では基準が定められているのではなく過去の例によって判断されるため、例がなければ違法となってしまう、という悪循環があるとわかりました。権利の制限をする前に門前払いになり、法律化されるまで数年かかる、ということなのでやはり柔軟性にかけていると感じました。
 このNCもとても有意義だったと思います。コメンテーターの存在が非常にうまく機能していました。自分の与えられた範囲を調べて終わりではなく、調べたことをベースに積極的に議論において「コメント」していました。3人が合わさって1つのプレゼン、という感じがしました!

・4章 輪読

 同期からさっそく学ぶことがたくさんありました。まさに刺激を受けました。情報の不均等があれば探索費用が高くなってしまう、高くなると競争力を低くしてしまうという悪循環があるから、低くするための工夫として仲介者が存在するという流れがまずわかりやすく、そこから2つのタイプの仲介者を自分の解釈で比較していた点がとてもよかったです。Amazonも野村証券も情報を提供して利益を得ている仲介者だし、Amazonはより探索費用が少なく、その代りにサイバースペースを上手く利用して売れるものから売れないものまですべて取り扱うことによって利益を得ているのだ、とわかりました。
 本に書いてあることのみをまとめるのでは実りのある議論には発展しないと思いました。本の内容ではなくむしろ担当者の解釈について議論するから意味があるのだと思います。自分もpptを作成したのですが、その辺が全くできていなかったと思うのでもう一度やり直します!!

  余談ですが、私は国文学専攻であまりにもゼミでやっている内容とリンクしないことが悩みでしたが、ものごとの始まりや存在価値を考えるきっかけとして国文学の勉強が生きてくるのではないかと思えるようになりました。なので専攻に授業もしっかり受けたいです!

0515ゼミ感想

4期生田島です。

◎NC1 「Twitter」
例のようにTwitterの存在を知らなかったネット世界に無知な私は、今回のNCを通じてまずTwitterを知ることが出来てよかった。
「mixi疲れ」が騒がれているが(私もその一人)、mixiはコンテンツの充実とともに、ネット世界の気安さを失った。「私の日記周りから見て面白いかな?」「足跡つけちゃったからコメントしなくちゃ・・・」「もっとマイミク増やさなきゃ」実際の交友関係とも同じような悩みが、mixiには付き纏う。それはSNSの成功例の一つになったが、Twitterはよりネットの利便性を活かしたシステムであると思う。私が担当した市場を作る第二章には、インターネットオークションの例が出てくる。インターネットオークションは、今まで価値を見出されなかったような商品に新たな市場を作り出した。倉庫に眠ってるスコップを買いたいという人は、60億人に一人はいるかもしれない。インターネットによる全世界への発信が、その売り手と買い手をつなぎ市場を創造することを可能にする。本来つぶやきとは、意味のないものである。しかし、それに反応を示す人はいるかもしれない。Twitterは140字以内という短さもあり、手軽につぶやきをたくさん発信することができる。それもたくさんの人に一気に。自分のつぶやきに誰かに反応して、より意味のあるものになる。これがTwitterの魅力なのかもしれない。
プレゼンはどれもわかりやすかったが、先生の指摘どおりより考察があるといいと感じた。その後の議論では、「今収益モデルを考える必要があるのか?」という問いに衝撃を受けた。何でもかんでもまず収益モデルを考えなければと思い込んでいたからだ。そのときそのときの採算にこだわりすぎることは、時に成長の芽をつぶす。収益モデルにも考えるべきタイミングがあるのだとわかることができた。

◎NC2「google book search」
出版業界と電子化はゼミに入る前から興味のあったテーマであり、今回このNCにコメンテータとして参加することができ、本当によかったと思う。
自分のプレゼンについてだが、ppt、説明ともにもう少し事前に準備できたなと思う。「フェアユース」「ベルヌ条約」ともに重要だが理解が難しい概念なので、そこをもっとわかりやすく説明したかったなと思う。調べているうちに、つい聞いている人も自分と同じくらい知識を持ってると誤認して説明が不十分になりがちなので、そこをもっと考えられたらよかった。さらに説明の時間を間違えてしまったので、次回からは気をつけたいと思う。
当初は日本の権利団体と同じように、「なぜgoogleに巻き込まれなくてはいけないのか」と怒りを持っていた。しかし調べをすすめるうちにわかったのだが、今回の騒動はこれまで世界の出版の潮流にあまりに無関心であった日本の出版業界にも問題がある。出版社とは一体なんなのだろう。昔は一人の作者の主張を大勢の人に流布させるために必要だったが、今はインターネットが個人の全世界への発信を可能にしている。編集業、作品の広告業・・・・出版社はどの方向に業務を伸ばしていくべきなのか、是非ゼミ生と議論してみたい話題である。個人としてはbook searchは便利な仕組みであると思う。政治学の授業で出てきた「リヴァイアサン」を図書館に行くことなく全文読むことができて感動した。
今回たくさんの資料に当たることが出来たのは、NC担当者の宮村さんがたくさんMLで流して下さったからだ。また新しい資料を見つけたら逐一送ってくださったので、一週間題材への興味が途切れなかった。金先生に一番よいNCだったという評価を頂くことができたが、この成果は本当に宮村さんの存在に因るところが大きいと思う。私がNC担当者をする時も、それくらいの影響力を持ちたいなと思う。

◎市場を創る
前にゼミでも勉強したプラットフォームに関係するものだった。本を読みはじめてから、本のアイディアを参考にして新たに意見を出せたり、ゼミで議論したことが本ででてきて理解しやすかったり、知識同士のつながりが活発になったように感じている。100冊以上を読んだあとどのようになっているか楽しみだ。

2009年5月16日土曜日

0515ゼミの感想

竹内です。

『twitter』
twitterというサービスはまだまだ発展途上だと思う。特に日本では、mixiという圧倒的に強いSNSがあるからなおさらだ。プロモーションの媒体としてtwitterを用いることは前から知っていたが、つぶやきという本音で語っているような感覚の信頼のおけるメディアであると錯覚させるのかもしれない。口コミが醸成される場としても使われるのではないかと感じた。
なぜか自分はSNSが嫌いであまり慣れていないのですが、すこしづつ慣れていこうと思います。そろそろSNSを活用しないと時代に遅れてる気がしてきたので・・

『google book search』
レッシグ氏の講演もそうだが、僕は法律の勉強からことごとく逃げてきたので非常に勉強になりました。基本的について行けなかった感が否めないのですが、おおざっぱに理解できたのでよかったです。特に、権利に厳しすぎる日本にフェアユースが導入されるなら、イノベーションの加速にもつながり、新しいビジネスが生まれやすくなると感じた。今後の動向を見ていきたいと思います。
前に一度だけ利用したことがあったのですが、レポートで一部分だけ使いたい時など非常に便利です。特に本文検索ができるので、使いたいところをピンポイントで利用出来る点が便利でした。日本の書物も充実することを望みます。


『市場を創る』
金先生の現象4割、自分の見解6割という要求にすぐ反応できていて感心しました。言われたことをすぐ実行する姿勢を見習っていきたいです。
商社とamazonという分けかたはすごいわかりやすかったです。商社にも色々あるので一概にはその分け方ができるかは疑問ですが、何よりもわかりやすく、それをロングテールにつなげて話していたのは参考になりました。

21.5.15 ゼミの感想

勝部です。今日は久しぶりの休日でした。まあ大学生なんて毎日が休日のようなもんですけど。

【Twitter】
このサービスの存在をはじめて知りました。私はこういうのが苦手なので、率直に言って、どういう使い方をするのかがまだわかっていません。ただ、収益性に関して言わせてもらえば、見通しは暗いと思いました。こういうのは流行っては廃れる、ハマっては飽きるというのが通例だと思っているので、収益性を確立する前に、みんな飽きてやめちゃうんじゃないでしょうか。ほとんど何も知らない僕がこんなこという資格あるかどうかわからないですけど・・・。テンションが下がるようなこと書いてすみません。

【Google Book Search】
Googleのすごさ(善悪両方の意味で)を再認識しました。「スキャンする人大変だな」と思ったんですけど実は全自動の機械がやっているようです(当たり前か)。NCではあまり触れられていなかったんですけど、このプロジェクトの最も素晴らしい点は、紙媒体の新たな保存手段が増えた点だと思います。全ての本を保存するということは常に国の課題で、そのために国立図書館があるわけですけど、もし国立図書館が戦争や火事で消失してしまったら、文化的損害は計り知れません。でも、全ての本をGoogleがスキャンしてたら、被害は限定的です。ただ、Googleの先に勝手にスキャンして、あたかも自分のもののようにネットで公開すると言う行為はあまりにも暴力的だと思いました(私の調べ不足で誤解もあるかもしれませんが)。そっちの方がコストが低くすむし、それがアメリカの常識なのかもしれないけど、私が作家だったらたとえおカネがもらえても絶対にGoogleには協力しません。これは個人的な性格の問題か。

あとGoogle本体に関して調べたのですが、Googleの時価総額は軽く10兆円を超えているようです。一時は20兆円に迫ろうとした時期もありました。現在、国内の企業で10兆円以上の時価総額を持つのはトヨタ自動車一社のみです。得たいの知れないテクノロジーとこれほどの資金力を持った企業が存在すること自体違和感があるのに、本来は政府か何かがやるべきこんな非営利的性質を持つ行為をされると非常に気味が悪いです。「タダより高いものはない」とかいう昔ながらのことわざがありますが、政治権力と結びついた意味でのリスクも念頭においておくべきだと思いました。あ、こんなこと書くとこのブログも消されちゃうかもしれないですね。それは言い過ぎか(笑)

【市場を創る】
NCが盛り上がりすぎて1章しか進まなかった輪読。4時間くらいあっても時間が全然足んなく感じる金ゼミは凄すぎる!金ゼミか他ゼミかで迷った要因の一つとして「『毎週2時間の残業』はさすがにエグいでしょ。」があったのですが、今となってはむしろ「定時で終わってたら何にも出来ないでしょ。」と思っています。わかりやすいスライドで、市場に対する認識を深められました。

0515ゼミの感想

おはようございます、関取です。感想いきます。

【Twitterについて】
ゼミ前に早速入会して使ってみたのですが、その時はこのサービスの将来性というものを考えることができませんでした。リアルタイムで色んな人からの情報が流れてくる面白さはあるけれど、mixiほど友人検索やコミュニティの機能が充実していないし、プラットフォームとしての力も弱いのではないのかと・・・。
しかし、今回の議論でTwitterに対する認識は大きく変わりました。友人検索の機能も、Gmailと連動することで自分の知り合いの中で誰がTwitterに登録しているのか一目で分かると言うことですし、さらにビジネス面でも、リアルタイムで企業の情報を流すことによってバイラル効果が狙えるなど、将来性を感じさせるものでした。
先生がおっしゃっていた「インターネットの世界では、収益モデルを構築する前に、新しい技術を使って“まずやってみて、注目を集める”。」ということも、面白いなと思いました。お互いに違う技術・サービスを持つTwitterとfacebookが結託して、SNS最大手のMyspaceを脅かす構造になっているというのも、興味深かったです。
また、「日本最大のSNSであるmixiがTwitterと同じサービスを開始したら、日本でTwitterが普及する余地はなくなってしまうのでは?」という疑問を投げかけてみましたが、「Twitterは既に世界中にユーザーを抱え込んでいる」「mixiが開始したTwitterに類似したサービス“ミログ”はあまり浸透していない」「Twitterにはビジネスパーソンにウケているという強みがある」などの返答があり、少なくともTwitterを既に使い始めたユーザーをmixiが囲い込むことは難しいのではと感じました。mixiはむしろ同じようなサービスをぶつけてTwitterに対抗するというよりは、オープン化を行ってTwitterと提携するという方向に行くのではないかと思います。
以上の点を踏まえて、ネットの世界では「新しいアイデアは、出した者勝ち」なのだなと改めて感じることができました。
帰宅後はさっそく金ゼミの皆さんをTwitterで「フォロー」してみました!活発にTweetがやり取りされていたようですね。僕も少し使ってみましたが、存外楽しかったです!(金ゼミ外の友達にも勧めてみたいと思います)

【Google Book Searchについて】
NCで扱うようなトピックの中では最も興味を持っているトピックなので、議論をとても楽しみにしていました。そしてその期待通り、大変刺激的な議論になったと思います。
はじめに申しますと、僕はGoogleの「まずやってみて、その是非を世の中に問う」という彼らの流儀に漠然としたおそろしさを抱いていた日本人の一人でした。しかし、Twitterの議論でも出た「まず、やってみる」ためのコストが大幅に小さくなったWeb2.0以降の世界では、Googleの流儀というのはむしろ当然のこと。5/14の日経新聞の社説にもあったように、こうした彼らの流儀に反発を覚えるのは「米国外の市民や、ネット以前の産業秩序に親しんだ業界や個人」が中心なのです。議論を進める中で、Google Book Searchの持つ途方も無い可能性(ビジネス的な意味だけでなく、全人類の「知」にとっても)にも気付かされました。今では、確かに日本の法制度における様々な問題はあるにしても、それはむしろ米国のfair useのような柔軟な規定を設けるなどして日本の法制度のほうを変えていくべきなのではないか、と考えることができるようになっています。
今後も日本の行政の動き・Googleの技術革新の動き共に注視していきたいと思います。

【市場を創る】
第4章。商品の評価情報を扱う中間業者について。
担当の金光さんが商社とAmazonを「中間業者」という括りで並列させて説明していたのが面白かったです。僕はむしろ商社の業務についてあまり詳しくなかったので、そちらへの興味も持つことができました。笑

以上です。それでは皆さん、よい週末を!

P.S. 書評については、金先生とも相談の上正式に免除ということになっているのでご了承くださいm(_ _)m

0515ゼミ感想

NC

-Twitter
題材が面白いと思いました。mixiよりも知的レベルや年齢層が高い人に多く使われています。比較的新しいモデルなので、まずは収益モデルを確立する前に、ユーザーを増やすこと。次回のゼミでは一人1slide、Twitterについて発表ですが、何でも追加すればいいというものではないので、この特性を殺さない案を一週間考えてみます。

-書籍のGooglization
こちらから見ていても、手元にある膨大なメモは努力を感じました。質問に対してもそれぞれが自分の発表分野を理解していて、結果質問者に多角的な返答をしていました。準備→自信につながると思います。googleのbook searchと、Kindleが連携したら、その二つで結構な本が読めてしまうと思いました。この件に関しては和解に応じたほうが利益となるケースが多いように思いましたが、このサービスが日本でもポピュラーになり全文検索の許可が増えた場合、作者や出版社は中身を読めたとしても本を購入したくなるような本を作らないといけなくなります。一度読んだらおしまい、という本ではなく手元に置きたくなる本を作るための良い意味でのプレッシャーになるかもしれないと思いました。
また著作権の裁判に関して、朝日新聞2009年5月11日のglobe15号に、特許の裁判では原告が有利な判決が出やすい裁判所があると載っていました。著作権でも同じことが起きるかもしれないと思いました。

-輪読四章
ビジネスモデルの自分なりの考察は、うまく伝えられるかとても不安でしたが理解していただけたみたいで嬉しかったです。読書150冊計画で読んだ”ロングテール現象”とリンクさせられたところまでは良かったですが、実際にみんなにうまく説明できませんでした。少し手ごたえがあると、発表するのも楽しいと思えました。それがとても大きな収穫でした。

二期生の金山さんとお話しできました。先輩から見たゼミの雰囲気や感想も新鮮でした。また、いろんな先輩に来ていただきたいです。

0515ゼミの感想

 こんばんは、おーがです^^何か最近暑かったり寒かったりで体調管理が難しいですね><気をつけましょう!

●NC「Twitterの魅力と将来性」
 まずはTwitterについての知識を共有できたのが良かったです。これからは金ゼミ生全員がTwitterに登録することにもなり、面白くなりそうですね。ちなみに私は早速楽しんでます。これはなかなか中毒になりそうです。
 実際にやってみて感じたTwitterの魅力は、「独り言」が気軽に言えるという状況にあるということ。Facebookだと写真をアップロードしなければいけないような気がするし、mixiだと日記を書かなければいけないような気がするけれど、Twitterはそもそもの目的が「独り言」を書くことなので全く躊躇する必要はありません。また、無駄なアプリケーションが無いので、サクサク動くのがユーザー側としては快適です。いまや「独り言」機能はTwitterオンリーのものではなく、Facebookやmixiといった他SNSにも見られるものとなっています。しかし先に述べたような魅力を併せて考えてみても、Twitterの人気はこれからも続くと思います。
 最近はSNSの乱立が続いています。Open化の波も来ているために、「SNSってそんなに何個も必要なの?」という話を聞くことも多々あります。現に私の両親などは、SNSの話をしても「???」な状態です・・。しかしこうしたSNSの乱立状態の中で、複数のSNSのIDを取得して楽しんでいる人々も数多くいます。彼らはSNSが一本化されることを望んでいるわけではないと思います。なぜならば、各SNSにはそれぞれの特徴があり、ユーザーの性質も違うからです。ここで私自身のことを例にとって見ても・・。大学や高校の友人との繋がりのために用いるmixi、金ゼミ仲間と語り合うために用いるTwitter、短期留学中に知り合った海外の友人との繋がりのために用いるFacebook、他人のイラストを見て楽しむために用いるPixiv。それぞれのSNSが独自の機能を前面に出す限り、SNSの乱立状態はこれからも続くでしょう。また、今後も、全く新しい機能を搭載したSNSが生まれたとすればそれもまた注目を浴びるのではないでしょうか。

●NC「活字文化とどう接するか、Google図書館」
 Google Book Searchの説明から、フェアユース、日本と海外の法の違い・・などなど、膨大な数の情報が組み込まれたNCでした。どんな議論になるのだろうとドキドキワクワクしていたのですが、NC担当の宮村さん及びコメンテータの栫井さん、田島さんのわかりやすい説明としっかりとした事前準備のおかげで非常に身のあるものになったと思います。Google Book Searchについては大学1年の時にとある講義でさんざん説明を受けたのですが・・。数か月受けて何となく理解したその講義よりも数百倍わかりやすくて充実してました。ありがとうございました!
 議論の中でもっとも印象に残ったことは、先生が仰っていたGoogleのインセンティブについてです。私はGoogleのサービスが「基本的にフリー」であることにずっと疑問を感じていました。広告収入があるとしても、なぜそんな危ない吊り橋を渡るようなことをするのだろう?と。しかしGoogleはまず「アイディアありき」で、「ユーザーが求めていることを提供する」ことがインセンティブとなっているということでした。なかなかできないことです。その精神にGoogleの成功の秘密があるような気がします。
 Google Book Searchは本の作者及び出版社側にとってはやはり危惧の対象となってしまうと思います。私などは、レポート課題で出された本で特に興味の無いものは、キーワードだけ拾って流し読みしてしまう傾向にあります(よくないですね・・)。そんなときにGoogle Book Searchを用いてキーワード検索をすれば、本を手に取ることをせずとも必要なページが参照できるので非常に便利です。書店に行く手間どころか、図書館に行く手間すら省けるのですから。そうなるとその本を買う必要性は全く無くなってしまいます。出版社側が利益を確保できなくなるという意見には同意です。

●「市場を創る」第4章
 金光さんが、「Amazonと商社」を例にとって両者のビジネスモデルの違いを簡潔に、かつわかりやすく示しているのが印象的でした。すごくわかりやすかったです。具体例を提示するという手法は、聞き手に物事を理解させやすくすると思います。見習いたいです!
 私は、ビジネス=直接的にモノを売ってお金(利益)得ること、と考えてしまっていました。しかし今回の議論を通して、一見ただの情報交換プラットフォームに見える「口コミサイト」も、売り手と買い手を「仲介」するだけの役割であってもそれが一種のビジネスとなっているということがわかりました。ビジネスという言葉に縛られて、多様な観点を見失っていたようです。

 
 また今回のゼミは、私のタイムマネージメント能力の無さが露呈してしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。来週からはしっかりとやりたいと思います!

2009年5月15日金曜日

5月15日のゼミの感想

 最近年をとったと思うことが多いです、むしろ子供なだけかもしれませんが。

【Twitterの魅力とその将来性】
 Twitterの将来モデルなどは来週のゼミに使うので、置いておいて、今日発言したことと被りますが、安全性とかについて書きます。
 Twitterは、現在のところ、アメリカで主に普及していて、その利用者の多くは20代~50代というビジネス関係での使用が多いと聞きました。
 しかし、これから先Twitterの利用が全世界的にさらに広がると、もちろん日本の中高生、はたまた小学生にも広がるのではないかと思います。若い世代は、メールやプロフ、またブログなどで自分の存在を他人に認知してもらうのは大好きな世代で、それが問題で出会い系サイトの問題に発展した例は少なくありません。
 そこで若い世代にTwitterが浸透した場合、現行の監視体制がTwitterにどの程度あるのかはわかりませんが、出会い目的の書き込みなどがあったり、Twitterを犯罪目的で利用するのは至極簡単にできます。
 たとえば、2ちゃんねるで犯罪予告の書き込みをすると、今ではすぐに逮捕されることがありますが、そういった監視体制が築けているのか、ということはこれから先議論されるべき問題であると、去年の三田論で有害情報についてやっていたので思いました。

【Google Book Search】
 まずは、宮村君はじめ、田島さん、栫井さんのリサーチ量に脱帽です。
 和解や日本の出版社と著者間での問題は今現在日本でのフェアユース利用が議論されている最中であるので、日本版フェアユースが成立するにしろ、しないにしろ、結論が出ない限り平行線をたどるのではないでしょうか。
 また、すでに知っていたことでしたが、Googleはまずはプロジェクトを行い、人を集め、将来の企業価値を高めてから、収益モデルを考えているといった考えは、Googleの問題にしろ、Webを通じたマーケティングやサービスを考える上で念頭にしっかりといれておけばまた役立つだろうと感じました。