2009年10月16日金曜日

21.10.16 ゼミの感想

【論文フィードバック】

我ら獺は、(恐らく)他のチームと異なって、プレゼンとスライド作成をローテーション形式行う。スライドの大まかな流れは、予めホワイトボードに書き出して、言葉もある程度決める。獺方式と名づけたこの方式は、人数が多い上に各々が忙しく、なかなか皆で集まる機会が取れない我々にとってかなり効率的であると確信した。僕としても良いプレゼンの練習となった。

他班の発表はどれも興味深かった。僭越ながら全ての班に対してコメントなりフィードバックを出来て、自分としても大変プラスになった。

順位については、正直言って残念な気持ちになったが、ゼミ後にみんなと話し合ってそれはそれで良かったと思えるようになった。言い訳になってしまうが、獺はXファクターを決定するまでが最大の困難で、その後はジャンボ機が離陸する時のように、一気に飛躍できると確信している。また、集まる回数が週一だったのも反省点だ。逆に最も出遅れていると言う現実を突きつけられて、良い焦燥感が獺に広がっている。獺のジャンボ機は、今燃料も満タンで、滑走路を勢いづけて走っている途中だ。離陸まで後一歩、来週は大切ですよ!

【民主鳩山政権】

今回のテーマは、教員免許更新制度、内需拡大政策、農業政策の3つだった。みんな良かった。これらについて思ったことを書きます。

教員免許更新制度:
勉学の面での教師の質はあまり問題ではないと思う。今日も話し合われたように、問題は道徳、人間性の部分だ。とんでもない教師が世の中にはいる。中には、「とんでもない」部分を満たすために教師になったという奴もいるだろう、とても悲しく憤りを感じる。ただ、広い世界を見渡したとき、そういった人間は必ず存在し、職業選択の自由を与えられているので、制度的に解決するのは難しいかもしれない。大学院制になったら、学生の負担が増え、ロースクールの時ような問題が出るような気もする。

内需拡大政策:
内需を拡大するのは、当たり前のことであり、自民党がそれを怠ってきたとは思わない。しかし、今日本が外需依存、いやグローバルマーケット次第で景気が決まるという現実をどう解釈するかが問題だろう。先生がサービス経済の輸出ということをおっしゃったが、他にも自分なりのマクロの戦略観に則ったソリューションを見つけ出さなければならないと思う。

農業政策:
食料自給率を上げる意義を見出すことに困難を感じていたが、農家保護の意味が少し分かった気がする。古典派経済学の比較優位の立場に立てば、日本のような先進工業国は農業を育てることは放棄し、資源を他の分野に集中させるべきだ。この考えは理論的には正しい。ただし、農業は、国の根幹を担う国内的戦略産業としての側面も持ち合わせている。建設業にも似たような性質があるかもしれない。第一に、単一の職業としてはまだまだ従事者が多い。第二に、主権国家の構成要件である「領土」のデザインに直接的な影響がある。第三に、国民の衣食住に関わる。これはあくまで僕個人の頭で考えたことに過ぎないが、実際大凡どんな国でも農業は保護される。


あと、プレゼン評価シートについて思ったのですが、プレゼンターがオプションとして使うのはどうでしょうか。秋学期最初のゼミではじめて評価シートを受け取りました。最初は評価されることに抵抗を持っていたのですが、実際にはかなり参考になりました。今回も持ってこればよかったと切実に後悔しました。しかし、手間を他人に任せているうちは、本当の意味での評価は期待できないと思います。自分から「評価されたい」「フィードバックを受け取りたい」という気持ちを持って、準備をして、評価をお願いする。この一連の行為が全て繋がってこそ本当に意味があるものになると思います。そういう人のためには貴重な時間を割く意義がある思います。今回の僕のようにそれを怠ったものに、それは値しないと思います。自分の成長のためのことは自分で責任を持つ当事者意識が必要だと思いました。

なんだか長くなってしました。
それでは良い週末を!

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