様々な企業のカルチャーやビジネスモデルを理解することができ、いい機会だったように思う。その中で、問題意識を発見し、議論することができたのは非常によかったように思う。
企業の数だけビジネスモデルがあるので、今後もこのように様々な企業について深堀していくのもいいかもしれない。
【論文】
なかなか抽象的で難しい分野を非常にわかりやすく明快にまとめていた。かなりの議論と、思考の後が見受けられた。あと1週間少しで論文も終わりとなる。全力をあげて取り組んでいきたい。
・日本には納本制度がある。
→出版社は全ての書籍を国会図書館に提出する義務がある(守られているかはわからないが)
国会図書館は、世界中の図書館と提携しているため、世界中の出版された書籍へのアクセス権
を構築している。
→出版社はハブのような役割を果たしているのではないか?
→そう考えるとグーグルは全ての書籍を集められるわけではない。
・電子書籍プラットフォーム→ ・専用端末・・・Kindle
・パソコン・・・電子文庫パブリ
・携帯・・・imodeなどのインターネットサイト
・・・スマートフォンアプリ
・ケータイゲーム・・・PSP、DSi
電子書籍プラットフォームを考えたときに、その配信先ごとに分けるとこのようになる。
よい電子書籍プラットフォームを考えるときに、書籍の性格ごとに一番合っている端末
で提供できるプラットフォームはどのようなものか、という視点で見たらどうか。
→ちなみに、よいプラットフォームについて今回のプレゼンでは、出版社主導のプラット
フォームで販売するのか、それとも第三者プラットフォームに電子書籍を委託してその収益の
一部を得るほうが、より収益を得られるビジネスモデルになるのか、ということをヒアリング
を通して考えたい、というスタンスでプレゼンをしました。
そして、出版社主導のプラットフォームを考えるならば、そこで収益をたくさん得る(つまり
ユーザーを多く獲得する)ことが必要になってくるわけで、その場合、プラットフォームに何
らかの工夫が必要だということになる。その工夫について、今回のプレゼンでは、アマゾンキ
ンドルが売上を伸ばしていることから、多くのコンテンツと優れたデバイスというものを
あわせもっているアマゾンというプラットフォームが、工夫されたプラットフォームの代表と
考えられる、という見解を示しました。
マネジメント係のお二人、お疲れ様でした。
●企業プレゼン
企業研究の初歩を学べたと思います。どんなサイトで調べれば良いのかなど、なんとなくつかめました。議論に関しては、かこいさんのP&Gのプレゼンのときにちらほら登場したイノベーションやコモディティー化などについて、もっと議論できたらよかったなーと思いました。企業が合理的な選択をすることが命取りになる、という例が数多くある中で、なぜP&Gは生き残っていけると自信があるのか、そのあたりが気になるところです。ちなみに今日、The Game-Changer借りてみました。
●論文発表
プレゼンの反省点
・わりと専門的な内容で分かりやすさを考えずに、自分本位のプレゼンにしてしまった
・表現の統一を怠った
・主に図表を用いたので、その丸読みになる部分が多かった
論文としての課題
・章立ての再チェック
・セキュリティーとの整合性
・田島さんの意見を参考に、パフォーマンスとの関連の検討