2009年10月17日土曜日

ゼミの感想

●論文発表

 今、私たちのグループは産みの苦しみの真っただ中。クラウドをどういった切り口で掘り下げていくのか。この論文の中で一番重要なところであり、難しいところでもある。来週は色々な意味で盛りだくさんなので、全力で結果をだしていきたいと思います。

 他グループの発表では、Government 2.0のほっとけーきが個人的に面白かったです。多くの新しい事例を知ることもできたし、なんといってもクラウドを用いた政治的キャンペーンやサービスが非常に多いのが印象的でした。例えば市民の声を集めるという機能は、セールスフォースの得意とするCRMと共通する点もあり、大いにクラウドの恩恵に与ることが可能な分野でもあります。今後の発展が気になるところです。

●民主党プレゼン

 今回、自分は内需拡大による成長戦略を扱いました。最近特に関心のあった経済分野でのアウトプットにチャレンジできたことは良かったです。ただ、輸出の低下は世界的な需要の落ち込みという原因の他にも、途上国に着実にパイを奪われているという現状やサービス業になかなか移行できていない現状など、様々な要因があるという視点が抜けていました。周辺的な要因にまで言及できることで、より説得力が増すのだと感じました。

 もうひとつ学んだこととして、「どちらを選ぶべきか?」という問いに関してです。何事も(特に政治や経済において)、どちらが良いのかということは一概には言えない。しかしその中で、ある基準軸となるものを相手に示し、それを前提に答えていくという手法には説得力が生まれる。今後は、意識的にこのようなプロセスを踏んでみようと思いました。

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