おはようございます、関取です。感想いきます。
【Twitterについて】
ゼミ前に早速入会して使ってみたのですが、その時はこのサービスの将来性というものを考えることができませんでした。リアルタイムで色んな人からの情報が流れてくる面白さはあるけれど、mixiほど友人検索やコミュニティの機能が充実していないし、プラットフォームとしての力も弱いのではないのかと・・・。
しかし、今回の議論でTwitterに対する認識は大きく変わりました。友人検索の機能も、Gmailと連動することで自分の知り合いの中で誰がTwitterに登録しているのか一目で分かると言うことですし、さらにビジネス面でも、リアルタイムで企業の情報を流すことによってバイラル効果が狙えるなど、将来性を感じさせるものでした。
先生がおっしゃっていた「インターネットの世界では、収益モデルを構築する前に、新しい技術を使って“まずやってみて、注目を集める”。」ということも、面白いなと思いました。お互いに違う技術・サービスを持つTwitterとfacebookが結託して、SNS最大手のMyspaceを脅かす構造になっているというのも、興味深かったです。
また、「日本最大のSNSであるmixiがTwitterと同じサービスを開始したら、日本でTwitterが普及する余地はなくなってしまうのでは?」という疑問を投げかけてみましたが、「Twitterは既に世界中にユーザーを抱え込んでいる」「mixiが開始したTwitterに類似したサービス“ミログ”はあまり浸透していない」「Twitterにはビジネスパーソンにウケているという強みがある」などの返答があり、少なくともTwitterを既に使い始めたユーザーをmixiが囲い込むことは難しいのではと感じました。mixiはむしろ同じようなサービスをぶつけてTwitterに対抗するというよりは、オープン化を行ってTwitterと提携するという方向に行くのではないかと思います。
以上の点を踏まえて、ネットの世界では「新しいアイデアは、出した者勝ち」なのだなと改めて感じることができました。
帰宅後はさっそく金ゼミの皆さんをTwitterで「フォロー」してみました!活発にTweetがやり取りされていたようですね。僕も少し使ってみましたが、存外楽しかったです!(金ゼミ外の友達にも勧めてみたいと思います)
【Google Book Searchについて】
NCで扱うようなトピックの中では最も興味を持っているトピックなので、議論をとても楽しみにしていました。そしてその期待通り、大変刺激的な議論になったと思います。
はじめに申しますと、僕はGoogleの「まずやってみて、その是非を世の中に問う」という彼らの流儀に漠然としたおそろしさを抱いていた日本人の一人でした。しかし、Twitterの議論でも出た「まず、やってみる」ためのコストが大幅に小さくなったWeb2.0以降の世界では、Googleの流儀というのはむしろ当然のこと。5/14の日経新聞の社説にもあったように、こうした彼らの流儀に反発を覚えるのは「米国外の市民や、ネット以前の産業秩序に親しんだ業界や個人」が中心なのです。議論を進める中で、Google Book Searchの持つ途方も無い可能性(ビジネス的な意味だけでなく、全人類の「知」にとっても)にも気付かされました。今では、確かに日本の法制度における様々な問題はあるにしても、それはむしろ米国のfair useのような柔軟な規定を設けるなどして日本の法制度のほうを変えていくべきなのではないか、と考えることができるようになっています。
今後も日本の行政の動き・Googleの技術革新の動き共に注視していきたいと思います。
【市場を創る】
第4章。商品の評価情報を扱う中間業者について。
担当の金光さんが商社とAmazonを「中間業者」という括りで並列させて説明していたのが面白かったです。僕はむしろ商社の業務についてあまり詳しくなかったので、そちらへの興味も持つことができました。笑
以上です。それでは皆さん、よい週末を!
P.S. 書評については、金先生とも相談の上正式に免除ということになっているのでご了承くださいm(_ _)m
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