2010年4月7日水曜日

Interesting Book!!!

【たった1分で人生が変わる片づけの習慣】 小松易著


今回の書評のテーマが自分の薦めたい本ということだったので、何の迷いもなく、即断でこの一冊を選びました。その大きな理由は、自分自身、自他共に認めるくらい片付けが『大の苦手』だからです。相も変わらず散らかり放題な村山の部屋・・・そんな時に出会ったのが、この本でした。

この本が最も訴えたいことは、ちょっと言い過ぎだなと思った部分もありましたが、本のタイトルにもある通り、

【片付けが自分の人生を変える】

ということです。(ちょっと大げさですよね^^;)

「風が吹けば桶屋が儲かる」並に飛躍しているので、少し補足すると・・・部屋が散らかっていると、自分に必要なものがどこにあるか分からないだけでなく、過去に大事にしようとか、これからの人生の指針にしようと思っていた色んなモノたちが、その他多くのモノやゴミの下敷きになることで、目の届かない所にいってしまい、いつの間にかその想いが自分の記憶から消えてしまって、結局のところ、自分は何を(物理的なモノだけでなく、人生の判断基準の様な意識的なモノも含む)大事にして生きて行こうとしたのか、ということを無意識的に忘れてしまうと思いませんか(個人的には、経験ベースで感覚的に共感できました。)?でも、大丈夫!!(自分はこのようなことをしたい!とか、こういう価値観を大事にして生きて行きたい!などの、ある程度固まった目標がある事を前提にして、)片付けをすれば、自分の人生の目標に無関係のモノは全て処分することが出来るだけでなく、同時に、過去にこれから大事にしていこうと思っていたモノも出てきて、新たな目標として再構築することが出来る。このように、片付けを通して、自分の人生の目標に必要なモノを再認識して、その後は、その目標に向かって邁進できるという意味で、【片付けが自分の人生を変える】と主張しているのです。


確かに、片付けが人生を変える、ということの文脈を理解したところで、やはり個人的にはやや大げさだな、と感じる部分はあります。ですが、経験ベースで共感できた、と前述しましたが、片付けをすることで、『自分が今まで何を大事にして生きてきたのか』とか、『今の、そしてこれからの自分にとって必要なモノは何なのか」ということの再認識をすることが出来たのは事実です。というのも、つい先日、本書を読んでから部屋の片付けをしました。あまりに久しぶりの片付けで、恥ずかしい話、いつぶりかなんて、こんな所じゃ言えない位の月日が経っていました。皆が良く言う「自分の部屋も散らかってるよ」とはレベルが違います。そのせいで、昼の12時から掃除を開始して、終了したのは夜中の12時でした。燃えるゴミ・燃えないゴミ・危険物など併せて、ゴミ袋の量も初めて目にする位の量になり、自分で自分に引いてしまいました(笑)(笑えませんね。)。


自分の部屋を掃除するのに半日もかかりましたが、そのお陰で、自分にとって必要のない、今までは「いつか使うかもしれないし」の様に、何となく残していて捨てることの出来なかった多くのモノともおさらばすることが出来て、村山の部屋は現在、今までになくきれいな状態です。掃除することが出来たのが全て本書のお陰だと言うつもりは毛頭ありません。ですが、本書が「掃除をしよう!!」というきっかけや意識を自分の中に作り出してくれたことは紛れもない事実です。その意味で、自分の様な、中々片付けに着手できない人にとっては、非常にためになる一冊になるのではないかと思います。


やっぱり、部屋が片付いていてきれいだと、とても気持ちのいいものです(今さら気付いた感は否めませんが)。

皆さんも、もし片付けに困っていたら、本書を読んでみてはいかがでしょうか?きっと、自分の部屋をきれいにすることが出来ますよ^^

1 件のコメント:

  1. 片づけは面倒なものとしかとらえてなかったので新鮮でした!部屋に危険物を放置するのは危ないと思います。
    春からはプリントの整理もがんばってください!!!

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