“私”
これが私の2009年の漢字です。
去年は、今までの人生の中で一番自分について多く考えた一年だったと思います。
“私”は何をすべきか。“私”はどう思っているのか。“私”はどうあるべきか。
“私”という存在を、無意識の感情の中にいる自我から取り出し、ひとつの“他”として認識することで、自分のみが認識しているところの“私”と他人から見られている“私”を、ある種浸透性のある別物として割り切ることが、少しだけ出来るようになったかなと思います。
しかしその一方で、思考の主語が常に“私”であるせいで、自分でも気付かないうちに周りで起きている事象を他人事として見るようになり、批評家的な性格を持ってしまっていました。
なので私の2010年の漢字は“公”です。
思考の主語を時に“私”から“公”にずらし、“金ゼミ”はどうあるべきか、“日本”はどうあるべきかなどを常に考えられるようになりたい。つまり、“私”と“公”に明確な境界線があるのではなく、思考の数直線を“私”寄りの座標から“公”寄りの座標まで自在に行き来できるような考え方を心がけようと思う。
すてきな文章だね。とても感動しました。まりあんぬの考えすごく共感できます。私もまりあんぬの抱負見習いたい。
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