上田信行著『プレイフルシンキング』
印象に残った言葉をあげます。
1自分にできるかではなく、どうすれば実現できるか
2ブリコラージュ
3本当の失敗とはその時点で進むのを諦めてしまうこと
4人には「自分がここまで行けか」という境界線が存在し、その境界をどこまで遠くに動かせるかを常に実験している
1自分にできるかではなく、どうすれば実現できるか
何か課題があった時にまず不安になるタイプが前者、やってやろう!どうすれば楽しいかな。と思考を巡らせ、自らの成長に課題を最大限に活かすことができるのが後者。
どうしたらうまくできるか、楽しいかなどを考えることをすることも重要だが、与えられた課題に自分で目標や意義を見出すことも重要だ。
上司にやってくれと言われたことをただやるだけではその仕事をこなす上での意味合いが不十分である。
言われたことをこなすのではなく、自分で「この課題はもっとこうすればいいのではないのか、こういったことも提案しよう。そうするにはこれをさらに深く調べることが必要だな。」といったように、「100%の期待に120%の努力で応える」といったことを念頭に置けば、仕事がもっと楽しくなり自分の成長にもつながってくる。
はじめからつまらない仕事など存在はせず、その仕事をおもしろくできるか、つまらなくするかは自分次第なのだ。
2ブリコラージュ
ブリコラージュとは、目の前にある素材のみで、最高の成果をなんとかだしてみようと試行錯誤することである。
「この素材がないからできない」ではなく、「ある素材でなんとかやってみよう」という手法だ。目の前にある環境をいかに活かすことができるか、いかに意味付けすることができるか。世界は自分の意味付け次第でなんとでも変わるし、やる意義が変わるし、変えることができる。
それは単純だけど少しの目の位置で何にでも変えれるのだ。
3本当の失敗とはその時点で進むのを諦めてしまうこと
失敗をネガティブな意味で捉えてしまう人が多い。しかし、失敗することは悪いことではない。むしろ失敗をしないと学ぶことができないことはたくさんある。
大事なのは失敗を恐れず挑戦を続け、そして失敗をすればその失敗から何を学ぶかということだ。
幸い、学生時代というものは、「学生だから」という免罪符のもと失敗が最も許容されている時代だ。だからこそどんどん挑戦をしていかないといけない。そこで成長できるかどうかが変わってくるだろう。
4人には「自分がここまで行けか」という境界線が存在し、その境界をどこまで遠くに動かせるかを常に実験している
人間は限界というものを決めてしまいがちだ。どうせ僕なんてという言葉をよくつぶやくが、限界なんてものは自分で決めるものではない。
自分が挑戦を続けていけば続ける程、限界は先へ先へ延びていくものだ。
これも3につながるが、やはり失敗をせずにまず挑戦してみること。そうすれば自分の限界という物は無限に伸びていき、新たな自分を見つけることができるだろう。
2010年1月2日土曜日
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