2009年12月11日金曜日

【ホンヨミ!1211③】民主主義は経済にも必要なんだ【斉藤】

  AERA no.59 対談 「民主主義は経済にも必要なんだ」

 アメリカの銃社会の抱える闇をテーマにドキュメンタリー映画を撮り続けてきたマイケル・ムーア監督と自らを資本主義の申し子という勝間和代さんによる対談。今回マイケル・ムーア監督は新しいドキュメンタリー「キャピタリズム~マネーは踊る~」を完成させたとのこと。
 監督は、今までアメリカの銃社会や、保険制度など、アメリカの社会問題について撮り続けてきたが、今回は「資本主義」というテーマのため、日本も関係のある問題だ。
 
 私は、マイケル・ムーア監督の作品は、「ボウリング・フォー・コロンバイン」(コロンバイン高校における高校生の銃乱射事件を題材に銃社会を批判する)を去年の英語の授業で見たことがある。その際に、そのクラスの先生がアメリカ人だったからかもしれないが、その映画を「アメリカにはこのような問題がある。ひどいでしょ?」という視点から説明していた。日本は関係ない、アメリカと日本は違う、日本もそんな社会だったら困る。とその時のディスカッションも何となくそのような方向に進んでいたと思う。しかし、今回の作品がたまたま「資本主義」という日本にも共通のテーマであったにとどまらず、マイケル・ムーア監督が撮り続けてきた作品をもっと日本人として、外側からではなく、当事者意識を持って見るべきだったのではないか。なぜならば、今まで日本はアメリカを模倣してきたからである。アメリカは日本の鏡であったのだ。しかし、現在アメリカの経済低迷を受け、日本は模倣していく対象を暗中模索している。資本主義と民主主義の取り違えをしたため、現在のような一部の人が恩恵をうけるような経済構造になった。これからは民主主義と資本主義のとの関係を見ていかなければならないだろう。

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