【ホンヨミ！】Who Moved My Cheese?【金光】

『Who Moved My Cheese?』 Dr Spencer Johnson

英語の授業で、ペーパーバックの原書で読んだ。多分日本語ならさらっと読めるのだと思う。ざっと文字を目でたどるだけでも時間がかかってしまったし、内容を正確に把握できたかあやふやではあるけれど、特に目新しい内容ではなかったと思う。

一冊を通じて、「Change！」がとにかく多かったと思う。オバマ大統領の時期と重なってはやったのだろうか。
Changeを恐れないこと、頭でっかちにならないこと。自分が心地よい環境もそれは永遠ではない。そこから一歩また迷路に踏み出せるか。常にChangeとChallengeを自分に課すこと。時にはねずみのように、深く考えない単純な行動も大切。

これは言葉にするほど楽なことではないと思う。特にこの話はチーズを求めて小人が迷路に出て行く話だったが、チーズがないと死んでしまう。ぬくぬくした居場所を出ることは常に大きなリスクがあることだから、なかなか勇気が出ない。でも変わらないとワンステップ上には行けない。悩んで悩んで、えいっと決めるくらいなら即決してしまえばいい。悩んでいる間がもったいない。先が見えなくても、「理想の姿」を具体的に鮮明に描くことができれば実現する。この辺は最近の自分にあてはめてすごく心当たりがあった。自分は、Changeに踏み切るまでの決断にすごく時間がかかるので、即決すること。そして、何事も複雑に捉えるのではなく、ねずみのようにシンプルに考えること。をまず実践してみようと思う。