『仮説思考』内田和成
ボストンコンサルティンググループの筆者が、コンサルタントを行うにあたって身に着けた手法。仕事が出来る人は「仕事が速い」。そしてその鍵は、分析力ではなく物事の進め方にある!ということ。
自分に活かせるところが結構ある気がした。今まではとりあえず手法に工夫をせず、手当たり次第こなしても、時間をかけられるのである程度のレベルについていくことができた。しかし周囲や自分がやりたいことのレベルが上がり、時間もなくなってくると効率的なやり方が必要。
とりあえず、最初から地道に体当たりしていっても終ることは終る。たとえば山を登るときに、目の前からとりあえず歩き始める、とか本を読むときにまず1ページ目からとりあえず読み始めるとか。
でも、そうではなく一度立ち止まって、こっちのほうが足場が安全かな、と判断してからとか、読書時にはまず目次を見て全体を頭にいれてから読む。一度一息入れるというワンステップ。私はイラチなタイプなので、この一息を入れるのがもどかしくてがむしゃらにとりかかっていた。でも自分の能力の限界はもうとっくに来ているし、結果的に慣れればそのほうが速く終えられるようなので身につけたいと思う。
まず、ほっとけーきの論文作成過程で、仮説思考を提案してみた。論文はコンサルの仕事とは違うので当てはめきれなかったが、自分個人の中であっても、枝葉ではなく幹を考えて常に今自分がやっていることを体系だてて把握することができれば、進めやすくなりそうな気がした。
2009年11月4日水曜日
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