2009年11月16日月曜日

ゼミは人!

【論文発表】
・獺班
毎度のことですがスライドが本当にカッコよかったです。事象を構造化して整理するという行為には「分析」が含まれており、ただ現状を流れに沿って説明するよりも一段高度な作業だと思います。その点で獺班のプレゼンは毎度毎度非常に見る価値があります。クラウドは時代の中でどういう意味を持つのか、何がすごいのか、台風の中にいる私たちにはなかなかわかりません。それを嵐から脱して雲の上から見ようとする獺の試みはとてもいいと思います。われわれ美食班も参考にしたいです。
金先生のフィードバックにもありましたが、構造化の論理レベルが一致していない部分がありました。これは獺班のみを批判できることではなく、普段の自分にも往々におこっていることなので注意したいです。構造化するだけで満足せず、その精度はむしろ普通の説明よりもあげなければ。
・美食倶楽部
今回はプレゼンまでの準備期間において、いろいろと班として改善を試みました。まだまだ課題はあると思いますが、班のなかで一つの共通認識を持てるようになってきたという点でよかったと思います。美食三本柱の一角であるジョニーさんがお忙しい時期なので、そのなかでもうまいバランスを保っていけるよう考えていきたいです。
藤田さんのご指摘通り、今回高橋メソッド早速TTPしてみました!スライド作成時間がすっごく早くてビックリ。さすが合理的な藤田さん、とパクリながら感嘆しました。ありがとう藤田さんと、高橋メソッド!

【話し合い】
この話し合いを持つことができてよかったと思います。何も変化がない、ということはないと思います。短期的に目に見える劇的な変化ではなく、個々人のなかの意識に変化があったのではないでしょうか。
制度設計まで至れなかったのは確かに不十分だったといえるかもしれませんが、個人の意識のアウトプットという段階でよい時間を過ごせたと思います。
私の問題意識は最初に言った感じです。(緊張したけど最初に言えてよかった・・・)ゼミ活動は「理念」とそれをもとに実行される日々の「活動」に分けられると思うのですが、年度交代を考えたときに、「活動」はこなすけど、その活動をオーガナイズする「理念」を考えるところに参加したいなって人が少なすぎるような気がしました。みんなが作業を活動をこなすことだけ考えていて、金ゼミの軸となる部分が消えてしまうんじゃないか、そんな心配が私の問題意識です。
金先生が「組織を自分だと思うこと」とおっしゃっていました。(某一流少年漫画のなかに「国は人」という良い言葉があるのですが、それとつながるのでしょうか。)私のなかでそれが起こっているような気がします。金ゼミをいいゼミだと思うから、来年も続いてほしいです。金ゼミの活動でやったグループワークは、「自分は集団の場で意見とか言う人間じゃない;;」と思っていた私に、「グループワークを高めるにはまず自分が行動して、自分のポジションとモチベーションを周りに示すこと。それは主導権を握るための行為じゃなく、周りを刺激してより高い位置でみんなでフラットになるための手段なんだ」ということを教えてくれました。「金ゼミを来年を良くしたい」という目標があるから、私ももっと行動を起こしていきたいなと思います!行動を起こしているかねみっちゃん、ことえちゃんは本当に凄いです。その姿勢すごく見習いたい。
話し合いの過程でいっぱい刺激をもらいました。金先生の「このミニマム・スタンダードが自分にどう意味があるのか考える。」という言葉。金ゼミはミニマム・スタンダードの一つであるという俯瞰的な考え方になんだか心が揺さぶられました。あと藤田さんの「自分にとって最強のゼミってなんだ」という考え方も自分にとって斬新でした。私は周りを見て「この環境のなかで実現できる形としてはこれがベストかな」みたいな考え方をする傾向があって、そうストレートに「自分にとって最強のゼミってなんだ?」(最強って言葉がイイです!)って考えてなかったので。そういう視点も大事です。小宮さんの「コミットできない人の理由を考えて、その人でも満足できる方法を考える」という発想も、さすが団体の代表をしている方の実感があるなととても印象に残りました。かめちゃんの言ってた想像力も、ほんと必要ですね!

それぞれのお話が本当に心に響いて、やっぱり金ゼミの宝って人だなって思いました。もっと金ゼミのみなさんと話したいです!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿