2009年11月15日日曜日

ゼミの感想

・論文発表
獺は、やってきたことのまとめがすっきりと出ていて、論理的に分析しながら進めているのだな、という印象を受けました。ただ、スライドや説明が英語だったり定義が曖昧な言葉が多くて、聞いていて「?」と思う箇所がいくつかありました。戸高さんも指摘をしていたこととかぶりますが、意味が曖昧な語句は説明してから使った方が良いと思いました。Competitivenessのパートを日本語に直したら、一気にわかりやすくなったので、他のパートもあのような感じにしてもらえると、聞いている側としては助かります。私が無学だからなのですが・・・。また、事例をたくさん調べた上で、セグメント分けしているのかな、と思ったので、それらをスライドに盛り込むともっと1つ1つが具体的に伝わりそうです。
美食倶楽部は、すごく丁寧なプレゼンだな、と感じました。PKで田島さんが言っていた「Audience first」の精神が生きていて、流れとその理由を提示していたのが良かったです!
そろそろ論文も大詰め。最終的な落とし込みや詰め方をどうするのか、各班提示していかなければならない時期になってきたのかな、と思いました。

【オープンゼミについて】
「金ゼミのドアは常に開かれている」。4期生にオープンゼミについて意見を募ったとき、金先生の言葉を藤田さんが引用してくださいました。
やるかやらないか決めるときに、金先生自身もおっしゃっていましたが、変に用意しなくても金ゼミは常に外に開ける状態になっているはずです。閉鎖的な前提を頭に持ってしまっていたので、はっとしました。
意欲的な人がすぐに来られる環境を作っていくのも、金ゼミとしての役割なのだと考えさせられました。たくさん来てもらえるよるに、宣伝がんばりましょ!

【話し合いについて】
良かったと思うことも、反省点もありました。
そもそも、この話し合いの場を設けるのに、当初私は手放しで賛成はしかねていました。自分自身にある問題意識があって、それは主に4期生に向いているもので、もっと先に4期生内で意見をまとめたいという考えがあったからです。視野が狭いところにあったと反省です。
しかし、今回やってみて、全体でやるからこそ、自分の意見に対してより多くのフィードバックが得られたり、もっと冷静な目で見てもらえたのだと思います。

「吸収(勉強、知識を得ること)に対しては意欲的だけど、その還元(三田祭やリクルーティングなどゼミの運営を主にさしていました)に対しては消極的な人が多い」ということを私が持っている問題意識として挙げましたが、それは11月に入ってから特にずっと考えていて、メーリスが上手く活性化されていなかったり、へんに空回りを感じてしまう中で、意識が増長されたしまったんだと思います。この2週間ちょい、何度か内にためこんでいるものを人に話すことがあって、その度に気づかされることがたくさんありました。金曜に指摘を受けたように、焦るあまりに他の人が入りにくくなるような設計をしてしまったり、結果としてやろうとしてる人を締出してしまったことにも気づけていなくて、もっと周りを見ることがどんなに大切か、思い知りました。

戸高さんが最後に仰っていたことの中に、「(他の3期生に対して)もっと話を聞きに行くべきだった」というのがありましたが、周りがどう考えているのか話を聞きに行くことは本当に重要だと思います。相手が言ってくれない・・・とぐちる前に、自分の足で聞きに行くこと。自分の問題意識を100%受け容れてくれるかわからない誰かにぶつけることは、勇気がいるけれど、得られるものは大きいです。

問題意識を持っていて、それに対する周りの思いも知ったなら、解決策を考えれば良い。金先生が、不満を持ったなら仕組みに対するフィードバックとして行動することを仰っていましたが、失念していたところです。ためこみすぎるだけでは、自分自身の精神衛生にもよろしくないです。
例えば、焦っていても勝手に少人数で決めてしまわずに、スカイプするにもメーリスで募ってからやるとか、「〜ということを考えました。何か意見あったらください!」だけではなくて、「○時までに全員レスポンスください!」のようにもっと意見を受け容れる体制を作るとか。後者はオープンゼミの意見募集で実践してみました^^


問題意識は、それ自体内々に悩むだけではただの愚痴やdisりになってしまいます。そうしないためには
・根拠をはっきりさせること。自分の思い込みではないか確かめること。
・自分自身の落ち度はなにかを考え直すこと。
・どうして欲しいか、自分はどう何が出来るのかを考えること。
が大事なのだと、今回のMTGで感じました。

今回みなさんの話を聞いていて、心に刺さった言葉がいくつもありました。3個つほどピックアップさせてください。
まず、池亀さんが言っていた「相乗力」と「想像力」。還元という割と無機質な言葉を使っていたので、相乗力という血の通った言葉と持つ意味に感銘を受けました。個々人のがんばりで周りがもっとがんばれる環境。これに勝るものはない気がします。また、やっぱり自分自身の欠点は視野をもっと広く持てないところで、相手がどう思ってしまうか、想像力を持つことは本当に重要だと、話を聞いていて本当に思いました。
次に、松崎さんが仰っていた「エゴイスティック」ということ。自分が頑張っていれば、確かに得られるものはすごく多くて、企画や今回のMTGに向けたものも、組織の在り方や人との向き合い方など、今まで意識していなかったことをたくさん知ることが出来ました。エゴイスティックにポジティブに、考えられれば悲観的になることもないですね。
そして最後に、宮村さんが仰っていた「緊張感」。一番心に応えたのがこの言葉でした。いられて当たり前のものではなくて、自分自身が金ゼミに対して不誠実であれば明日から放ゼミされてしまっても文句は言えないもの、それが金ゼミであるはずです。緊張感を持って臨んでいれば、今回私が言ったような「吸収と還元」なんてそもそも名前を付けて考えるべきものではなく、当たり前にそこにあるべきもの。

いまいちど、緊張感を持って、ゼミに臨む姿勢というのを整えなくては、と痛感しました。
緊張感を持っていればこそ、ゼミのルールもしっかり守れるはず。ルールのひとつとして、最近出来ていない書評のアップもきちんとこなさなくては、と思います。

竹内君が言っていた「がんばってる人に合わせる」というのも、金ゼミにあるべきスタンスではないかと思います。今取り組んでいる論文にせよ、3人体制でやるNCにせよ、運営的なことせよ、まずは一番やる気を持って取り組んでいる人に合わせる姿勢が必要だと思います。もちろん、自分がその一番になれることに越したことはないのですが!それがどうも出来ていなかった時期と、それを目指している今では全然充実度が違うので、自分自身のためにも、このスタンスは大事です。

今回は問題提起と発散で終わってしまったので、次回はもっと詰めて、収束させなくてはですね!この気持ちを忘れずに、次回に持っていこうと強く思います。

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