2009年10月30日金曜日

【ホンヨミ!】leader ship【金光】

『leader ship』tom peters

父の書棚から。まず、装丁がすごく斬新。ページはカラーで、読んでいると急に文字が反転したり逆になったり、まるでプレゼンを見ているみたい。でもこの本のように文字での細かいニュアンスよりも言いたいことをダイレクトに印象に残したい!というときはこの方法もありかも。伝えるため、だから。

リーダー論としても、生き方論としても面白かった。だんだん代替わりが近づいているので、上級生の立場と下級生の立場両方に置き換えながら読んでみた。
リーダーは何か問題が起こるとわくわくするような人材なのかというのが第一印象。リーダーという仕事が好きなのか、その座が好きなのか、向き不向きもある。

今日の企業を成功させている要因、成長を続ける役者は
・挑戦が大好き
・早い時期から責任ある立場を望む
・自由、独立、そして指揮権を切望する
・自分個人の人的資本の構築に夢中になる
・仕事よりも大切なものがいくつもある
・非常に凝縮されたキャリアの時間のことを考えている
らしい。仕事以外の時間も大切にする、幅が広い人間であること。今日講演会でも同じようなことを聞いた。この本いは「リーダーシップとは人間関係だ」とも断言されている。これも講演会と似ている。共通しているものは真理に近いのかもしれない。信頼性というのはもっともソフトに見えるけれど実は長い目で見ればハード。このような、学術知識、点数では測れないものこそが大切なんだと思った。リーダーだけでなく、人として。そして自分よりも実力のある人を認め、積極的に採用していくことこそチーム全体を良くする。全員がそうだったらつまらないけれど、同じような自覚を持つことはどの立場でも大切じゃないかなと思った。

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