サマンサタバサ 世界ブランドを作る 寺田和正著
この本を読んでまず驚いたのが、サマンサが日本のブランドだったということです。そんなイメージがまったくありませんでした。そこで感心してしまうあたりが、サマンサ社長がしょうがない、けれども癪に思っている点なのでしょうが、それにしてもびっくりです。もう少し日本人は日本に自信を持つべきですね。
この本を読んで特に印象的だったのは、リーダーの在り方です。いいリーダーは仕事ができる人ではなく、自分と他人のモチベーションを維持できる人だとわたしは思います。自分のモチベーションを維持できてリーダーをやっている人はこの世の中にはたくさんいるけど、他人のモチベーションを維持できる人はそうそういません。寺田社長は数少ない、人のモチベーションを維持できる人だと思いました。いいリーダーは人を見る目があるし、目にかかった人物のパフォーマンスを最大限に発揮できる。そこで大事なのが、社員を大切にするということ。企業が人の集まりである以上、パフォーマンスは気持ちに作用される。そこをよく理解していて、社員を大事にできる人。それがいいリーダー。わたしは今まで多くのところでリーダーというものを経験してきたけど、他人のパフォーマンスを生かせた!と思うことは少ない。どちらかというと、自分が走って、力の限り引っ張っていただけな気がする。わたしのチーム術として、足りない点はそこだと思う。今後のゼミの活動やサークルなどのコミュニティーを通して、身につけていきたいと思った。
2009年10月2日金曜日
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