2009年10月11日日曜日

ゼミの感想

【NC】

非常に準備されていたと思う。三人がそれぞれ担当者くらいの気持ちで臨んでいることが伝わってくNCだった。その中でも、やはり最も際立っていたのは竹内。自分が調べたテーマを客観的かつ独自の視点から分析ていた。また、知識と情報量に裏打ちされた自分の意見を堂々と言う姿勢は流石の一言。意見を言うにしても、単にARという技術のメリットだけではなく、デメリットにも着目していたが、メリットがあるからにはデメリットも存在すると言った通り一片な理由から両側面の説明をするのではなく、何故デメリットも説明しなければならないのかということを理解している様に感じた。そのような姿勢は見習わなければならないと強く感じた。
ARの例として出されたセカイカメラ。このアプリは現段階ではI phoneでしか利用できないということで、普及のためには、どのようにその他の携帯電話でも利用することが出来るようにするかなど、デバイスの問題が含まれているようだ。しかし、今回一番注目したのは、セカイカメラのビジネスモデルについて。ビジネスモデルが構築されていないだけでなく、誰でも(素人ユーザーでも)投稿できるので、投稿された情報を個人と企業で、どのように区別するのかや、仮に区別できたら広告費はいくらにするのかなど、セカイカメラ市場が内包する市場の潜在性を考慮しなければならないので、非常に難しい問題だと思う。個人と企業を区別したところで、どうにかして個人を装って無料で広告を投稿しようとする企業も出てくるだろうから、管理人の存在も必要になってくるのではないか。ビジネスモデル一つを考えただけで色んな問題が出てくるが、個人的には大きな可能性を秘めており、これから非常に伸びてくる分野なのではないかと思っているので、これからの動向に注目していきたい。


【2期生プレゼン】

僕たち2年生の就活は来年だけど、何かをやりたい、気持ちを入れかえなければならない、そう思わせてくれる非常に刺激的なプレゼンだった。先輩方のプレゼンはどれも魅力的でしたが、特に印象に残っているのは銭谷さんがプレゼンの中で仰っていた①相手の魅力的だと思ったところを盗み、自分のものへと吸収すること②組織の中で、誰かは見ている③「伝える」よりも「伝わる」の三つ。まず、①について。自分がどうしても会得したいと思っている能力を持った人がゼミの中に三人いる。その人たちは僕に無い能力を持っているだけでなく、同時に自分の目標でもある。あんな風になりたい。そう思わせてくれる単に頭が良いだけでなく、非常に魅力的な人間。この能力は意識の変化と、その意識を持ち続けることを習慣化することで自分も得られるものだと思うので、単に盗むだけでなく、是非自分のものとして吸収したいと思う。次に②について。いつ・どこで・だれに・どのように見られているかは分からない。実際、自分も見られていたことに全く気づかなかった。でも、そこで見られたお陰で自分の行動を評価してもらえた。とてもありがたいこと。これからも、責任を持った行動・言動を心がけたい。最後に③について。大事なことは「相手目線で考えること」。その通りだと思う。自分では、自分の言ったことの真意が相手に伝わっていると思っても、相手にとってはそうでないことは良くある。自分がどう思うかだけでなく、相手が自分の言いたいことを理解しているのか、常に相手目線で考えていかなければならないことを教えてもらった。


【4分プレゼン】


4分という、いつもより1分も短いプレゼンにも関わらず、皆とても良く調べてきていて、同時にその分析力
には脱帽です。また、皆の感想にも書いてある通り、4期のプレゼン力が非常に上がってきていると思う。スライドは見やすいし、やはり皆さんすごいですね。ちょっと意識を変えるだけで、すぐに成果に結びつけるのは簡単なことではないと思います。ただ、皆のプレゼンが上手かったからこそ感じたこととして、自分がプレゼンをする際には、あくまでスライドはプレゼンに説得力を持たせるための一つの手段であって、目的はプレゼンを通して自分の言いたいことを伝えるということ。この二つを混同して、良いスライドを作ることに専念しないようにしなくてはと強く思った。さらに、本から学ぶことはもちろん重要なことだが、自分らしさ・自分の個性は残したいとおもった。
内容として面白かったのは、勝部の「ポピュリズム性」について。勝部の論点はいつも独自の視点から考えられているので、聞いていて勉強になるし、とても面白い。同時に自分に足りないもの。単に本に書いてあることを語るだけでなく、そこから何を得るのか。どのように、自分独自の視点に統合できるか。優秀な人間とそうでない人間の違いはそこだと思った。

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