2009年10月24日土曜日

ゼミの感想

【民主党】

今回のゼミまで行われた一連の民主党プレゼンは、政治に対して疎い自分にとっては、新たな知識を得る非常に良い機会でした。自分は環境問題を扱いましたが、一番興味深かったのは「日本版FCC」について。日本版FCCは金先生もtwitter上で頻繁に議論していますが、何のことだか全く分からなかったので、今回のプレゼンを聞いたことで、透明性(独立性とアカウンタビリティの向上)を高めるために、放送と通信における振興と規制を分離した仕組みを構築していくべきだという基礎的な考え方を理解することができました。しかし、このテーマに関してはまだまだ理解不足な部分も多いと痛感しているので、自分でも色々と調べていきたいと思います。また、自分のプレゼンに関しては、環境問題という誰しもが知っているテーマを選択したので、たくさんの質問がくると思い、準備していたのですが、全く質問がこなくて残念でした。一方で、誰でも知っているからこその質問のしにくさみたいなものがあったのかもしれないと思い、、それなら、自分がもっと議論しやすい論点を提示するべきだったなとも反省しています。聞く人の立場で、これ大事ですね。


【論文】


・X
ポイントエコノミーについて。そもそもポイント制度の目的は、購買の活性化や個人情報の獲得と同時に顧客の囲い込み、ということでした。その通りだと思います。その中で、ここで企業が欲しい個人情報は年齢、性別、名前も大事ですが、それ以上に顧客の購買履歴なのかなと思いました。例えば、20代男性のAさんは、ツタヤでBという音楽CDと、XというDVDを借りていき、10代女性のCさんはコンビニでMという雑誌と、Fというお弁当を購入していきました、というような。これらの購買履歴を男女別、年齢別などで統計を取っていくと誰が何に興味を持っているのかなどを分析できて、商品購入までの効果的な広告(広告というよりは情報)を打てるのではと思いました。実際に、ウェブ上での行動履歴の分析を基にした行動ターゲティング広告は企業の収益増加につながり、以前から注目されている分野なので、それに通じるものがあるのかなと思い、個人的にはX班のテーマには興味があります。

・ぱぴこ
非常に準備されているのが伝わってきました。それでいて、発表する内容をメンバー全員で共有されていることも伝わってきました。そのことは当然であり、簡単なことのように思われるかもしれませんが、とても難しいことだと思います。また、質問に対する山本さんの姿勢には脱帽しました。どんな質問にも答えようとする彼女の積極的な姿勢は本当に素晴らしかったです。答えの部分で、先生に間違いだと指摘された時もありましたが、そういうことを気にせずに、まずは自分が対応しようとすることは非常に勇気のいることだと思います。これは、自分も見習わなければならないと感じずにはいられませんでした。

・ほっとけいき
僕たちの班は、個々に調べるテーマを割り振り、テーマについて個人で調べてきた内容を共有するという形式をとっています。ただ、実際に会うということがなかなか出来なかったのが残念でした。やはり、実際に会って議論した方が伝わりやすいなと個人的には感じました。ですが、会えない分はスカイプ会議などで補い、個々が責任を持って発表につなげられたのではないかとも思います。チームの状態・雰囲気は確実に良くなってきているので、この気持ちを最後まで維持していきたい。


プレゼンをやって改めて感じたことがある。自分がするプレゼンの内容・知識は自分が知っているのは当然だけど、聞き手は何も知らないということ。この当たり前の事実を忘れて、情報量を増やし過ぎて何が一番言いたいのかを伝えきれなかったり、情報量が多いが故に早口になり、スライドの展開も早くなり過ぎて、聞き手にとって理解のしにくいプレゼンになってやしなかったかと感じた。勇気のいることだけど、「選択と集中」の実践が大事だと痛感。聞き手の立場で、これを意識し続けることが自分には必要だなと感じた。

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