2009年10月8日木曜日

【ホンヨミ!】考える技術【金光】

『考える技術』大前研一

大前さんの本第二弾。まとめると、”論理的に考える力”について。だと思う。
前回のゼミの感想ブログに書いた、「質問できないこと」についてのヒントも少しあるような気がした。
学校で習うような答えが出るようなことではなく、”自分で考えること”が大切だということ。私が他人のプレゼンを聞くときのように、何にでもまっすぐうなずいてしまうのではなく、疑わしくなること、疑問を持つこと。そして仮説をたてる。その時には、絶対に現地に足を運ぶなどのフィールドインタビューを欠かさない。そうすれば誰にでも手に入る情報(これはマスコミが報道しているものとは限らない)から、実態が見えてくる。そしてその実態はおそらく一般的に広がっている意見とは異なるもの。そんなときでも自分の考えたことに自信を持つには、その答えが論理的である必要がある。


誰か「人」について、会話の中で質問するときには、その人に興味があればどんどん出てくる。でも、プレゼンに対する質問は興味ではなく疑問を持つこと。知識がない方が良い、とも書いてあった。先入観にとらわれない疑問が投げかけられるかが大切だと思った。最近わずかながらに気をつけているのは、情報の発信元を確認すること。たとえば、発信源に利害関係が絡むときは都合の良い情報だけ流しているかもしれないから。”なんとなくある風潮”にも一石を投じられるような洞察力と論理構成ができるように、日々意識的に疑問を持つことから始めたい!と思った。

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