2009年10月9日金曜日

【ホンヨミ!】クラウドコンピューティング【戸高】

西田宗千佳著『クラウドコンピューティング』

 なんか論文チーム獺みたいな本ですけど(実際菊池君が以前に書いていましたが)、クラコンについての知識を深めたくて読みました。知識を深めるために読んだはずが、だいたい既存の知識のことばっかりで残念な感じの本でした。
 クラウドの知識に触れるためのアプリやソフトに関する説明が全体の7割程度を閉めており、肝心のクラウドに関する考察、説明は3割程度。
 まぁ日本で初めて出されたクラウドコンピューティングに関する新書なんで情報量が少ないのは否めないのですが。
 今日の日経にも書いてたことなんだけど、日本のクラウドがいかに生き残っていくべきかということが論じられていた。これは本書でもよく述べられていたことで、やはり米国のgoogleやsalesforce.comに比べれば乗り遅れている感は否めない。
 インフラの整備やサービスの充実はもちろんだが実際に進んでもいる。http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081202/320528/?SS=imgview&FD=-1714505485&ST=cloudもはや日本は技術力をもってアプリの開発に方向性をしぼった方がいいのかもしれないなーとも思ったりもします。

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