2009年9月28日月曜日

金ゼミ後期キックオフ。

【プレゼン評価シート】

 まずは行動を起こした村山君、および周りのサポートメンバーに拍手。初回からこういう動きが出てくるようになったのを見て、本当に今後の金ゼミが楽しみです。


1. 導入するか否か

 評価制度は自他のブラッシュアップに役に立つので導入がした方が良いとは思うものの、継続して実施できるカタチを求めて試行錯誤するのが良いと考えます。  


2. 改善点

 求められているのは、

 - 記入のしやすさ・簡潔さ

 - アドバイスの細かさ・具体性

 のバランスと

 - 継続性(手軽に運営できるか)

 であると思うので、改善点は色々あるはずです。

 例えば、紙のシートだけでなく、オンラインでやるのもオプションとしてはアリなのではないかと考えます。(流行りじゃないですけど、Twitterのハッシュタグとか。)他にはポストイットの経線付きのものでやるとか。 

 

3. グループ or 個人?

 スライドありきで考えるのか、プロジェクト(NCの場合は議論)ありきで考えるのかで異なるのではないでしょうか?

 スライド・プレゼン中心で評価するのであれば、各個人(三田論の場合なら各班)ごとに評価し、プロジェクトありきで評価するなら、複数人のプレゼンと議論まで含めて評価すべきだと思います。

 (個人的にはスライド中心で進めて、議論で気になった箇所は、自由記述欄に書いてもらうという方式がベターだと思います) 

 

4. ワンスライドは?

 短すぎるのであれば、1分くらいフィードバックの時間を設けて、ちょいちょいコメントを口頭で行えば良いのでは?


  

【市場を創る】

 最近個人的に経済学の入門本を読み漁っているが、今回の議論は色々示唆に富んでいたように思う。

 とりあえず、公共財の確認。


 (純粋)公共財の特徴

 - みんなが使える(非排除性)

 - みんなで使える(非競合性)

 - 市場に供給を任せた場合、供給が過少となる(ので税金でまかなう)

 (外部性の存在、フリーライダーの登場)

 - 強制的に「買わされる」もの

 - 非排除性・非競合性のどちらかに欠けるものが「準公共財」で、公営・民営で揺れる

 

 「市場に任せる」などの改革の評価は非常に曖昧だ。非常に長いスパンで見れば資本主義の始まり自体正しかったのかどうかさえも判断できない。経済学は有限な資源をいかに効率的に分配し価値を生み出すかということを主眼においている。「文明の衝突」が起こっている現在、各人の暮らしを害すること無く、かつ各人がより良い暮らしを築いていけるようにするのが経済学の務めなのではないか。現在の市場経済は各人に一様に変化を起こすチャンスを与えているという点で支持されているようにも思える。

 この本では市場経済がいかに優れているかということよりもいかにプラットホームを創るべきかという「手段」の方に目を移すべきなんじゃないか。最後になって色々湧いてきた疑問を通じてそう感じた。



【三田祭論文】

 色々なグループワークを通じて行き着いたチーム編成。とにかく楽しみたい。そしてしっかりと結果を残したい。

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