2009年9月23日水曜日

フランス(ボランティアで思ったこと編)

 前回のブログの通り、今回の旅はボランティアプログラムへの参加がメイン。それをちょこっと振り返ってみます。

そもそも、なぜボランティアなんかに参加しようと思ったかと言うと、様々な国から集まった学生と一緒に働く経験、そして英語のみの環境で暮らすということを一度はしたいという思いがあったから。正直、ボランティアとはいえ、人に貢献しようというような気持ちは微塵もありませんでした。その代わり、現地の人々とは人一倍交流しようと努力したし、他の学生とも積極的な付き合いを心がけた。

感想。今までの人生の中でも抜きんでて楽しかった。

 作業は全部英語とフランス語。次の日の予定や献立なんかは全部自分たちでディスカッションして決めた。作れたらモテるといわれるあの肉じゃが、人生初肉じゃがを海外で作った。毎日仕事が終わるとみんなでビールを飲みながらゲームをしたり。休日は近くの町やパリへみんなで出かけた。どれもこれも最高に楽しい経験。国籍も文化も違うのに、短期間でここまで仲良くなって楽しめるのは日本ではなかなか経験できないこと。最後は別れを惜しんで泣きだす人もいたし、自分もずっとこの場所に残りたいなんて思ったりもした。
 
 思えば、自分には、何かに全身全霊をかけるって経験があまりなかった気がする。ある意味「冷めてる」みたいな。けど今回のこのプログラムでは、何か今までとは違うものすごい達成感と満足感が得られた。たぶん凄く熱中してたんだと思う。それは色々な縛りから解放されて、生身の人と人とのコミュニケーションができる楽しさによるものだと思う。熱中できることって素晴らしい、冷めてるのなんてカッコ悪いじゃないかと心底思った。

人と人との生身の交流のすばらしさ、そして熱中することの尊さ。今回の旅で肌で感じたこと。この経験は僕にとって一生の宝になると思います。

写真でも。



フランス、ドイツ、イタリア、チェコ、トルコ、ウクライナ、韓国、そして日本。様々な国から総勢15人で一緒に暮らしました。 まさにリア充です。
















食事は全部自前で。色々な国の料理を楽しめた。これはジャパニーズとウクライナのコラボレーションフードです(笑)













夏休みに読んだ『クラウド化する世界』に、ネット上で送信されるメールの94%がスパムだと書いてありました。帰国した時の受信メールは約300件。しかし本の通り、9割近くがスパムとメーリスだったというorz

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