2009年9月28日月曜日

ドキドキのゲリラプレゼン

ようやく後期初のゼミが始まりました。夏休み気分から気持ちを入れ替えなくては。

【プレゼン評価シート導入】

まず始めに、今回はゼミ活動における限られた時間の中で皆さんの貴重な時間を使わせて頂きありがとうございました。ゼミに参加した全ての3・4期生、内田さんからのプレゼンに対するフィードバックをブログを通して拝見させて頂きました。それを踏まえた上で、僭越ながら僕の意見を述べさせて頂きたいと思います。

①評価シートの導入には全員が賛成してくれたようなので、今回に引き続き、次回のゼミの三田論プレゼンから導入させて頂きたいと思います。
ただ数名の方からのご指摘の通り、問題は「継続できるやり方」を作っていくことだと思います。それを達成するためのポイントとして、「手間と時間がかからない」や「評価人数を決めて口頭でのフィードバック」など様々な案がありました。確かに作業は簡単な方が継続性はあると思います。ですが、仮に口頭でのフィードバックにしても、言われた側(プレゼンター)は指摘された内容を自分でメモを取るなどして記録に残さなければなりません。また、手書きでも口頭でも、結局はフィードバックにある程度の時間が必要になるだけでなく、ある程度の手間も、かかる側が違うだけで(手書きなら、聞く側/口頭なら、プレゼンター)必要になると思います。ここは、もはやフィードバックによってかかるわずかの負担を、いずれ自分の為に行われるフィードバックが自分にとってプラスになると考えられるかどうかの個々人の意識の問題だと思います。そのため、少しの手間と時間をかければ、それを越える皆からの情報が得られると考えれば、差し当たりは現行の方式で良いのではないかと思います。また、今回は輪読の連続という特殊な状況のため、多くの方々が評価シートへの記入を煩わしいものと感じたかと思いますが、今後は多くて一日にNCが二つか三田論プレゼンが二つなどになると思うので、今日の様などんよりとした雰囲気にはならないで済むと思います。

②まずはプレゼン時の目標設定についてです。目標を設定することで、プレゼンターも聞く側もお互いに、何に注目すべきかについて意識を共有できるというメリットがあると思います。個人的には継続したいなと思いましたが、これはあくまで提案なので、数名の方からのご指摘の通り、義務化する必要はないと思います。任意で良いかと思います。また、数値化した評価項目に関してですが、記入は簡単だし、一定の評価軸に基づいているとは言え、やはり評価が主観的になってしまうという声がありました。その部分に関しては、複数の方々からのアドバイスにあったように、数値の横などに気になったことを一言付け加えるという形にすれば良いのではないでしょうか。この点に関しても再考の余地はあると思います。ただ、今回はまず一度導入して実践することに意味があると考えていました。どのようなシートを作成するかじっくり考えたら、まずは試してみるという様に。そのため、これ以降、修正すべき箇所は適宜修正して、より良い評価シートを皆で考えられたらと思っています。

③これに関しては大多数の方々が、輪読とNCは個人に、三田論はグループにそれぞれ評価シートを渡す、という意見を述べていました。僕も賛成です。輪読は勿論のこと、NCにおいては担当者と二人のコメンテータではプレゼン内容は異なりますし、コメンテータ間でも違う内容の発表を行うため、個個人へのフィードバックに価値があると考えるからです。一方、三田論に関するプレゼンは、グループになります。グループ発表は、発表までにメンバー全員で「ああでもない。こうでもない。」と試行錯誤した上での発表になるため、評価対象は個人と言うよりもグループ全体のバランスや発表の流れになると考えるからです。その上で、特定の個人に対するフィードバックを与えたい時は、「・・・さん/くんへ」という形にすればいいと思います。また、NCとグループプレゼンでそれぞれ評価シートのデザインを変えたらどうかという意見もありました。これに関しても適宜話し合っていきたいと思います。

④ワンスライドに対する評価シートの導入は、多くの方々のご指摘通り、する必要はないと思います。ワンスライドに関しては、アイデアとデザイン(見せ方)の違いだけになると思いますし、ただでさえNCやグループプレゼンを行った後でのフィードバックに時間を割くので、それ以上の時間をかける意味は無いと考えるからです。

最後になりましたが、それぞれ個人的な用事があるにも関わらず、わざわざ自分の時間を割いてまで今回のプレゼン発表や評価シートのモデル作成に積極的に参加してくれた、みな、もえ、竹内さん、また、色々と適格なアドバイスをして下さった戸高代表には感謝してもしきれませんが、本当に本当にありがとうございました。今回の発表は僕がさせて頂きましたが、もし皆が協力してくれなかったら今回の発表を実現することは絶対に出来なかったですし、僕もここまで頑張ろうとは思えなかったはずです。自分自身の為ではなく誰かの為に働くことは、そうそう簡単なことではないと思います。そういう意味で、一声かけるだけで、自分を犠牲にして相手のために動ける4期や3期生の皆さんには本当に頭が下がる思いです。もし、またこのようなプレゼンを誰かが企画した際には、微力ながら積極的にサポートさせて頂きたいと考えております。金ゼミには頼りになる人ばっかりで、自分の弱さを日々実感させられますが、徐々に少しずつでもいいから、僕も皆に頼りにされるような人間になりたいと思わずにはいられませんでした。僕は文章を書くのが下手なので、皆に感謝がちゃんと伝えられているか心配ですが、今回のプレゼンまで協力して下さった皆さん、本当にありがとうございました。


【輪読:市場を創る】

印象的だったのは、公共財と私有財(一般財)の違いの例として先生が提示してくださった自衛隊とセコムの違いについて。その違いを潜在需要と、契約という目に見える形での需要の違いと発言した私に対して先生は、それに関連して「では、インターネットは政府介入がなくても普及したか」という問いを返された。あの時もそうだったが、現在も明確な答えを見つけられないでいる。これからの復習の中で解決しなければならないことの一つである。また、今回の議論では、特に4期の発言数が格段に増えた気がする。みんな後期に入ってより一層意識を高めて集中している証拠ではないか。自分も負けてはいられない。そう強く実感させられた。

【先生からのお言葉+チーム発表】

「良いチームは編成された時に決まるのではなく、メンバーが時間をかけてじっくり作っていくもの」、「出来ない理由を探すのではなく、出来ることを証明する姿勢で」、この二つが鮮明に頭に残っている。一見すると上手くいきそうなチームが失敗することもある。生かすも殺すもメンバー次第。主張することは主張し、でも、しっかり相手の言うことを受け入れる姿勢を忘れないことを心掛けたい。また、出来なかったことに対する言い訳の多くの原因は、行動しなかったことである。「行動力」、この言葉をキーワードに積極的にタームに貢献したい。

皆が同じ方向に向かえば上手くいきそう。前述したが、大事なのは、「主張すること」と「受け入れること」の二つ。これを常に意識して、悔いの残らない活動にしていきたい。

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