2009年8月24日月曜日

旧友との再会

こんばんは!勝部です。ブログアップの担当は明日のはずなのですが、明日はやることがあり、忙しくなりそうなので、暇な今のうちにアップさせていただきます。

大阪に帰ってほとんど世捨て人のような生活を送っていたのですが、先日、中学のころの友達たちと再会することに成功しました。僕は、ケータイを持ち始めるのが遅かったので卒業以来、中学のころの友達とは、街で偶然あったりしないかぎり、特に連絡を取り合うこともなかったのですが、今回、約5年ぶりの再会を果たすことが出来ました。

6時に呼び出されて地元の夏祭りに。そこで昔のメンツと再会。みんなは、高校時代もちょくちょく遊んだりしていたようなのですが、僕は少しの部活と勉強ばかりやっていたので、本当に5年ぶりくらいの再会。あまりにも久しぶりだったので、最初は少し気まずい感じに。でもすぐに打ち解ける。僕が慶應に入ったのはなぜかみんな知ってるらしく(言ったつもり無いのに)、そのことでやたら攻められる。まあ、予想通りで悪くないけど(笑)。周囲の変化に少し戸惑う、ほとんどがタバコを吸うし、髪なんて金銀赤なんて当たり前、ギャル男みたいな奴もいてびっくり。でも良く見たら髪形しか変わってない(笑)。逆に僕は全く変わってないと言われる。自分では結構変わってるつもりなんだけど、みんながそういうのなら少なくとも外見はそんなに変わってないのだろう。でも内面はどうだろうか。

その後居酒屋に場所を移して飲み会。昔の話に花を咲かすが、結構いろんなことを忘れていることに気がつく。「ハガネの記憶力」を自称していたくらいなのに、いい思い出ばかり忘れていて少しショックだった。一つの目標、あるいはそれを大きく包摂する夢、「自分の理想」をがむしゃらに追いかけているうちに、大切なものを失くしてしまっていたことに気がついた。一方で、ノリというか、自然体のしゃべり方や振舞い方は、自分を含めてみんなそんなに変わっていなかった。多分、これからもあまり変わらないのだろう。僕の全身を使った大げさな笑い方は、今でもみんなを大いに楽しませたようだ。

その後は公園でバスケをしたり、カラオケをしたりして結局朝方まで遊びまわった。バスケは別に連取も何もしてないのに意外と上手くなっていて自分で驚いた。曲がりなりにもラグビーをやっていたからかな。カラオケはなぜか自分以外みんながプロ並みに上手くて、自分が歌っているときの肩身が狭かった。

何はともあれ、一度に約15人もの昔の仲間と再会できるとは思っていなかった。みんな変わっていたり、変わっていなかったりしたが、この時楽しいひと時が永遠に続かないことを知っている。それだけに僕は帰り道を歩きながら少し感傷的になった。今はまだ学生で、モラトリアムの真っ只中だから、目立った違いは見えていないが、これからはそれぞれの道を歩いていくのだろう。いや、学生とはいえ、もう既にそれは見え始めていた。と同時に、僕は今までの道を振り返った。この道でよかったのだろうか。もし、違う道を歩いていたら僕は今頃どうなっていただろうか、あるいはその道はどんな道になっていたのだろうか。正直言って今、僕は後悔しまくっている。傍から見れば上手く行っている方かも知れないけど、それは全くの別問題だ。でも二択でさえ1/2は絶対に捨てなければならない。だから、結局僕はどの道を選んでいても後悔していただろう。そして、これからもどの道を選んでも後悔し続けるだろう。それは受け入れよう、その道はそれしかないのだから。そう思うと気分が少し穏やかになった。

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