2009年8月12日水曜日

金ゼミ韓国合宿感想(小宮)


この合宿のMVP!
モデル風にイケメンに撮れました。
ジョニーへの感謝をこめて


1日1焼き肉!


1週間の合宿ということで長いなと思っていたのだけど、あっという間で非常に充実した合宿でした。  本当にジョニーや戸高、大賀さんはじめいろんな人にお世話になって参加できた合宿でした。本当に参加できてよかったと思う。最近いろんな人の優しさや協力で自分のやっていることが支えられているんだなと強く実感しています。本当感謝してもしきれないです。そういった人達に、今後恩返しができるよう精一杯頑張りたいと思います。  

さてさて、合宿のコンテンツは韓国最大の通信会社であるKTへの企業訪問や、映像制作、観光などいろいろあったけれど一番印象的なのが映像制作の取材で出会った数多くの現地大学生との交流でした。  

韓国の学生はかなり勉強するということはよく耳にはしていたのだけど、実際は想像を遥かに凌ぐものでした。

訪問したのは夏休みだったのだけど、カフェテリアや図書館は満員で、みなが真剣に英語や日本語や授業の勉強をしていたり、夏休みの特別授業をとっていたりする。  

韓国ではもともと学歴を重視する傾向が強く、「大学に行かないやつは一人前じゃない」ぐらいの社会的なムードが存在しているらしい。その中で、小さい頃からいい大学にいくために、塾や英会話教室に行きひたすら勉強をする。  

高校生になれば、朝6時から23時頃まで授業を受け、そこから深夜まで塾に行きまた翌日勉強をする。

「学校/塾に行ってきます」ではなく、「ちょっと家に行ってきます」と冗談で言うぐらいの勢いだという。高校にクラブ活動などはあまりなく、「高校=大学受験をするための学校」という認識が強いよう。  

そして大学受験。韓国では90%の高校生が大学進学をする。その競争率は熾烈だ。センター試験の日には試験の妨害にならないように飛行機が運行しないほど、国家としても重要視している。  

加えて97年の経済危機以降、韓国は今年の日本を遥かに凌ぐ就職難であり、SKYと呼ばれるソウル大学、コウライ大学、ヨンセ大学の超一流校に入ったとしても大企業への就職は難しいようだ。なんとしてもSKYや、それに準ずるソウルの大学に入れるようにまさに死ぬ気で勉強するのだ。  

大学に入った後も彼らは勉強をし続ける。それは就職という壁があるからだ。韓国の就職活動において英語は必須。”英語ができれば多少プラス”となる日本とはレベルが圧倒的に違う。

また、韓国は1ー2年間休学する大学生がかなり多いようだ。それは就職のために留学やワーキングホリデーなどを通して自分の英語力のスキルアップを図るためだ。  

サムスンやLGなど、韓国からグローバルな市場で活躍する企業が多く輩出されているのも就職における英語の徹底した必須化が原因にあるのかもしれない。  

小さい頃から競争社会の中で育った彼らはストイックに自分を高めていこうとする向上心の塊である。社会人になっても、語学学校に通い自らの能力の向上を図る。  

韓国と日本の学生のモチベーションの、特に英語に関しての圧倒的な差。日本がガラパゴス化するのも無理がないなと思った。  

日本って本当に便利にできていて、企業も人材も外に出ようとしなければそのまま何も苦なく過ごすことができる。それに満足している間に完全に取り残されてます。  

まあパラダイス鎖国の体現みたいなやつが言うのも変ですが。  

ということで、パラダイス鎖国を脱却するためにインドに一人で、9月からバックパックしてきます。 様々な宗教の問題などでテロが絶えない危険な場所ですが、なんとか生きて帰ってきたいと思います。 

 海外は日本にいたら絶対に気づけなかったことを発見できて非常に刺激になります。インド旅行も有意義なものにしたい。カレーの食べ過ぎで一回りも二回りも大きくなって帰ってきます。視野が広がりすぎて、目が大きくなってるかもしれません。乞うご期待! 

ではそんなところでまた秋学期にお会いしましょう!

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