「可視化」でいいじゃん。などと思っていたが、「可視化」≠「見える化」であることは読み始めてすぐに明らかになった。小さな「気付き」を全体が分かりやすく理解すること、そしてコミュニケーションコストを大幅に下げて全体の効率を上げること。これが「見える化」の大きな特徴であると言える。視覚を通じての全体の業務効率化とでもカタく言い換えられるだろうか。
ソフトバンクの孫社長の側近の話の中ではコミュニケーションのハブとなる役割が大変である一方重要であると説かれていたり、フューチャーオブワークの中ではこれからはネットワーク状の個人同士がやり取りするようになるのでコミュニケーションコストが膨大になると書かれていたりしたが、この「見える化」で説かれているような企業体系に留まらない感覚的に伝える(というより伝わる)ことでコミュニケーションを省く、かつちゃんと伝わる仕組みの必要性はもっともっと増大していくのではないか。
うちのゼミはきちんと「見える化」出来ているかというとちょっと疑わしい部分もある。普通のメーリングリストなどはどの程度「見える」のだろうか。確かに仕組みだけでカバーできる部分もあるかもしれないがあとは各個人個人のコミットと当事者意識が重要になると言えるだろう。
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