2009年7月3日金曜日

書評 ハーバードからのおくりもの

ハーバードからの贈り物

ハーバード大教授自身の体験に基づいて行われる講演なので非常に説得力があった。実際、講義も大切であるが、学生の視点から見ると、このような講演が行われるのは、うらやましい。日本の教授や大学にはもっと人間的で本質的なことを伝える講義のようなものがほとんどないからだ。社会に出て行く際に迷いやすい学生にとってこのような教授などある程度成功しているひと転機や思考の方法を体験出来るのは価値が非常に大きい。

特に、「今を生きる」という章が一番響いた。僕はせっかちだし、直前に焦ってやるとクオリティが下がるのは目に見えているので「先」を見すぎる癖がある。もう少し自分の「今」について考えるべきだと感じた。

一時の感情に従って物事を決めてしまう事がある。これは、おそらく先を見過ぎてしまっていることの産物だろう。いまを徹底的に考える事で「今」やることを考えていきたい。

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