2009年7月1日水曜日

書評 新しい教科書 広告

新しい教科書 広告

広告の歴史や広告の作り方など網羅的に説明されている本。
改めて勉強になる部分も多かった。

広告を作る人にフォーカスしている章があったが、こういう人に憧れを持たずにはいられない。マーケティングやクリエイティブなど制作の過程で分業されていることは確かだが、目的を共有したチームで何かを作り出す事は本当に楽しい。学部の課題ラッシュで色々と大変な時期ではあるが、グループワークがメインの課題はやっていて楽しい。他人の視点を得られるし、なによりも話す事とそれによるフィードバックを得る事により頭をとても使っている感じがして気持ちがいい。

また、いまちょうどブランディングについて考える機会があり、ブランディングについて議論する機会があった。僕の興味はここにあると感じた。話していて楽しいし、少しチャラいと言われるかもしれないがアートディレクターには非常に憧れる。マーケティングデータに基づいて、クリエイティブを考案しており人に好かれるブランドを的確に生み出しているからだ。左脳と右脳のバランスがとても良い人たちなのだろう。制約によって生まれる創造性を体現している人たちであると思う。

僕にはアートディレクターという仕事は縁のない職業だと思うが、少しでもブランディングに関わるような仕事をしたいと思った。

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