2009年6月26日金曜日

【ホンヨミ!】デジタルのおもちゃ箱【岸本】

 中村先生のエッセイ(なのか?)。とにかくぶっ飛んだ人ばかり出てくる。メディアラボはあまりに現実世界と乖離しているというか、デジタルディバイドが進みすぎていて、まるでSFの世界の中のようだ。

 こんな記事(http://www.pochi.cc/~sasaki/chalow/2006-04-27-5.html)がある。( via 宮村さん)この本の中に登場する「DEMO or DIE」だけではなく、現在は一歩進んで「PROTOTYPE or DIE」になったらしい。実際に形にして自己満足で終わるのではなく、テストモデルをつくり他人に使ってもらうまでが重要であるということらしい。技術屋の中で満足するのではなく、あくまで社会への還元が求められるといったところか。「New」だけでなく「Meaningful」あっての「Creativity」というのもうなづける。

 かなりクレイジーな技術屋たちが面白半分(これ良い言葉だと思います。残りの半分はマジってことですよね?)で作ったものが世界を変える。社会全体を意識した発明が結果的に人類を不幸にした事もあるが、その幸不幸を分けるのは結局は(在り来たりかもしれないが)その技術を使う人間次第であるということか。

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