フューチャー・オブ・ワーク/ドマス・W・マローン
今日の会議で、未消化になってしまった本があるといったのだが、なにを隠そうそれはこの本のことである。
マーケット、利益の配分、・・・自分の中で身近でない単語が並んでいて、理解しきれない部分が多かった。自分で購入してもっとじっくりと読み込みたい。
本書では、組織を「階層制」と「民主制」の2つに分けている。
階層制は集中化を促す組織図であり、民主制は分散化の組織図である。
この二つの変化は、情報伝達コストの低下と人間の価値観の変化による。
この二つの組織図にも、ヒトデとクモの組織図と同様に、組み合わさった民主的階層制がある。各階層ごとに直接民主主義を取り入れる方法だ。
と言ってみたが、この内容を理解できたかと問われると、正直なところ本を書き写しただけである。理解するために、身近な事例に落とし込んで考えてみたい。
自分が所属する組織はいくつかあるが、金ゼミについて考えてみたい。
組織図としては、分散化だろう。分散化の状態だと、多くの人数のモチベーション・創造性が増す。情報伝達コストの低下による、メーリングリストやtwitterを使った手軽な情報共有を活用している。また、個人の価値観にしっかりと根拠を付随させて主張すれば、それを議題にかけてみんなで吟味してくれる。
ゼミ生間のフラットな関係をより活かし、分散化の持つプラスの面をどんどん取り入れられたら良いと思う。
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