2009年6月20日土曜日

もりだくさんなゼミ

【NC】
・cloud computing
名前だけよく聞いていたけど、今回扱ってもらって良かった。確かに日本企業がいま世界に遅れをとっているからこそ、世界に追いつくために日本市場が伸びる可能性はおおいにあると思う。議論中にも出たけれど、銀行で行われていることと同じシステムなのに最近まであまり企業のデータベースには利用されていなかった、その思想の転換が新鮮だなと思った。
話を聞いていて、私も一番最初に思ったのは、中心となる情報データバンクが攻撃されたりダウンしたら、主要な企業が一気にダウンするのではということ。セコムの例はとてもわかりやすかった。国民性なのかどうなのか、こうして安全性を最初に考えるという癖があるようだ。中小企業を相手にしている(していく?)のでは、という意見は納得した。


・著作権法改正
初のコメンテータですごく張り切っていろいろ調べたけれど、問題の理解に時間がかかった。一人で調べていると、NCがとてつもなく大変で、質問攻めに合うというイメージが頭の中にできてしまった。実際にやってみると、緊張しすぎていた気がした。前に立っていると、NCを聞いている人は決して攻撃的じゃなくて理解しようとしてくれているのがすごくよくわかった。
うまく要約して大事なところだけみんなに伝えられなかった気がして残念だった。質問にそなえていろいろ準備はしたけれど、やはり身近な違法ダウンロードへの関心が高く、デジタルアーカイブ化については突っ込まれなかった。でも準備をすることで安心してのぞめたから良かった。
法学部ということも少し役立てて良かった。フェアユースの問題も出たが、おそらくアメリカは判例国家ということは大きいと思う。アメリカは判例が法律と同じ重みを持つ。だから、グレーでも裁判に持ち込み、判例として勝ち取ってしまうとそれはその人だけでなくそれ以降の人にも適用される効力を持つ。日本は、判例に従う慣習はあっても法律と同じ効力はない。司法も立法を担うアメリカ。これは大きな違いではないだろうか。

【英語】
英語は敬語がない。また日本語みたいに、言いにくいからオブラートに包んで言うなんてことはできない。単刀直入に話す。だからいつもより交わす言葉も情報も圧倒的に少ない。でも関係が遠く感じたりはしなかった。英語は集中しないと聞き取れないので、ものすごくその人の言葉に耳を傾けた。気がゆるんでぼーっとしていると本当に内容が頭に入らない。頭フル回転だった。でも実際、いつもがスムーズだけに、展開のスピードなどにもどかしさを感じていたのは聞いていた人も話す人も少なからずあると思う。プレゼンは来週にも続くが、こんな機会がもっとあるといいなと思った。

夕食のときの話にも出たのですが、向上的な雰囲気と、誰かが言うことを能動的に聞いて、理解しようとしてくれるこのゼミの環境は幸せだと思いました。四期生の姿勢は三期生の取り組む姿勢と、その雰囲気によるものが大きいと思います。ゼミの雰囲気は半分作り、半分伝えられるものかもしれません。
戸高さん、おめでとうございました!
サプライズ、成功ということで…この一年、ゼミでも素敵な思い出いっぱい作ってください!!

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