2009年6月20日土曜日

誕生日のゼミの感想

 すんません、タイトル調子乗りました。うん、まぁ僕は果てしない恥ずかしがりなので、まだ手紙には目を通せてないです。どうしましょ、すごく恥ずかしいしありがたいです。1日寝かせてから読みます。本当に生きていてよかったと思います。

【NC:salesforce.com】
 salesforece.comというかクラウドコンピューティング全体についての話だった。1月のゼミで1度クラウドコンピューティングを扱ったが、その時は表層を理解したつもりでいた。しかし、それは本当につもりであって、今回のNCを行う上で予習してみると、なるほど!と理解しなおすことができた。
 世界のコンピューターが、Google, Yahoo!, Microsoft, Amazon, salesforce.comの5つになってくるという話があり、さらにそれが1つになるかもしれないという話が出た。それは、逆に新たにクラウドに参入してくる余地が他の企業にないということを示しているようなものだ。しかし、それは本当にそうなのか。
 僕はそう思わない。ゼミでも話が出たが、どこかのクラウドが不調でとまってしまうということが1度でも起きれば、その信頼性を一気に失ってしまうことになり、すると、さらに技術の高い企業が参入することが可能になる。もちろんこれら5社の技術はトップクラスに高いもので、セキュリティや機能を維持することに最新の注意を払っているだろうが、「ガレージでこそこそと技術を高めている姿の見えないプレイヤーが1番怖い。」と言われているように、技術だけならば大企業と個人、または中小企業の差がなくなりつつある。
 ここに、改正著作権法でも話題に上った、日本でGoogleは生まれるのかといった問いの答えがある気がする。確かに、難しいだろうが、可能性はゼロではない。

【改正著作権法】
 今回、またフェアユースの話が出てきた。金先生が言うには、日本版フェアユースは近々必ず可決されるとのことだが、まだまだ日本が解決すべき問題はあるだろう。
 日本の著作権法の特徴である、明文化と、アメリカのグレーゾーンの混在がおおまかな日本版フェアユースの図みたいだが。やはりフェアユースが可決されると、裁判が可決以前よりも多く行われることになるだろう。
 すると、日本の法曹界人口の少なさの問題が如実に表れてくるに違いない。アメリカは、人口10万人当たりの弁護士の数が約360人であるのに対し、日本はたった20人程度でしかない。すると、訴訟がたくさん起こってもとても裁判がおこなわれる状態にはならないのだ。日本版フェアユースに関する議論はもっともっと詰めていかねばならないだろう。
 また、自警団の話は、去年の今頃できた、予告.in(http://yokoku.in/)に少し話が似ているなと思った。
 予告.inは、去年の秋葉原事件を受け2ちゃんねるなど掲示板上での、犯罪予告が問題になり、それを事前に防ぐために、政府が何億もの金と十分な時間をかけ、問題を事前に解決する仕組みを作り上げると発表した当日か、その翌日に、一般人が作り出した、同様のシステムである。民間が0円ですぐさまそういうシステムを作れるのに、政府は何やってんだと話題になったもんだ。
 そして今回の自警団だが、これはさらにインセンティブを設けることによって、ユーザーの積極的参加を呼び掛けている。ちょっと無理がある解釈ではあるがクラウドの集合知の利用だろう。こういったように、クラウドの集合知、クラウドソーシングの利用は無限の可能性を秘めているのだ。

【英語プレゼン】
 自分が興味のある分野では質問できた。今回はサッカーだったけど、僕は野球部で、なんでサッカー好きなの?って思うかもしれないけど、野球部ってすべからくサッカー好きで、野球の練習にどんだけ疲れてても、クラブ終わりにサッカーやったりして、よく顧問の先生に怒られたりするもんなんです。
 そんなどうでもいいことは置いておいて、だから、村山君の日本代表とオーストラリア代表分析に対しては、まわりがポカーンとしつつも質問できたけど、自分が事前知識のない分野にはほとんど質問できなかった。質問が見つかっても、それをいかに簡単な英語に直していいのかという作業がなかなかうまくいかなかった。
 これは場数をふむしかないだろう。英語プレゼンの内容は個人の趣味だけど、頭の使い方や、質問を考える姿勢というのは、すごく金ゼミ的思考が強化される。それこそ、日本語を自分が扱えるレベルの英語に直すために、いじっていくのはすごく頭の体操になる。
 もっとこういう機会が得ることができればいい。

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