2009年6月17日水曜日

【ホンヨミ!】ザ・ネクスト・ビジネスリーダー【大賀】

西浦裕二・山田英夫著「ザ・ネクスト・ビジネスリーダー」(2006年、ゴマブックス)
2009年6月14日読了

★いつの間にやらホンヨミ!表記がデフォルト化しててうれしい限りです。可愛いですよね!

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 タイトルと前書きを読んで非常に面白そうな本だと思い、わくわくしながら読み始めた。しかし実際の内容は所詮「テレビ番組をそのまま書籍化した」もので、事象説明とそれに関するコメントばかりで思ったほど役立つものではなかった。個人的に評価するとすれば星は3個程度である。
 前書き部分はいわゆる現代の「ジャパン・ナッシング」現象について述べられていて参考になった。日本社会は外圧によって方向転換をし、一度そうすれば迷うことなく突き進み成長してきたという歴史的な流れには思わずうーんと唸ってしまった。言われてみればその通りだったからだ。日本人のすごいところは、「外圧から」の改革であったとしてもそれに適応して独自の成功を収めるところにあると思う。だからこそ、その「すごさ」を外の世界、すなわち海外にも生かして欲しいおと思ってしまう。以前メディアコム科目の一つである文章作法の授業で日本の「ガラパゴス化」現象に関するプレゼンテーションを聞いたが、教育面においても産業面においても閉鎖的な日本の現状は本当にもったいないと思えて仕方が無かった。
 本書の中には、日本が今後グローバルな発展を遂げるために必要な「リーダー」の素質を、日本を代表するリーダー7名の分析と共にまとめている。それぞれ独自の視点が挙げられているため読者としては混乱してしまい消化しにくいのが残念だ。私が最も印象に残ったのはベネッセコーポレーションCEOの森本氏の見解である。「日常の論理を突破して本質をとらえる」という一言が胸に残った。目の前の事柄に捉われ動けなくなることの多い私に対しての良いアドバイスだと思う。

 リーダーというのは、複数の「同じ」人間をまとめるのではない。「違う」人間たちをまとめるのが仕事だ。その難しさを、グループワークをしている今現在、リアルに感じている。どうしたら良いリーダーになることができるのか・・答えはまだ出なそうだ。

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