2009年6月1日月曜日

ゼミの感想

creative environment
金ゼミの大きな基盤となっているCreativeいうものについて。
多角的な質問が飛び出すのを見て、この環境がまさにCreativeなものだという実感を持った。改めてひとつひとつを見ていくと本当にこのチェックシートに沿っていて、感嘆した。
だが、Creativeなことは良いことだ、というステレオタイプが自分の中にあるもののそれがなぜ必要なのか、考えたこともなかった。Ideaの価値を常に問う姿勢が欠けているからか。テーマの本質まで見ないと気づかないことはたくさんある。どうしてそれが必要なのか?と問われたときに答えられるようにすることは、今後NCや三田論をやる上で重要になってくるだろう。
今回、金先生がこのゼミの基本姿勢として、「Voice or Die」と仰った。それはつまり、Creative EnvironmentのSpiritsを持つということだ。今はとにかく発言の量を増やしてゼミの議論の活性化に貢献することが大切なのだ。齊藤さんが、次回の発言回数を目標にしていたが、自分もそのぐらい発言しようと思う。
Ideaの発散/収束の話が出ていたが、今までやったプレゼンがなんだか消化不良だと感じたのは、上手く自分で話を収束させられてなかったからかと思った。Ideaを発散させるだけではなくて、上手く落とし込むようになったら、この消化不良も解消できるのだろうか。


ウェブを変える10の破壊的トレンド
官僚とシリコンバレー、まったく質の違う2つの組織に身を置いていた渡邊さんにお話を聞けたことは、とても貴重な経験だった。何人も書いていることだが、もっと貪欲に当たれたらよかったのに。
「ユーザーエンパワーメント」が印象的だったのだが、日本のユーザーエンパワーはまだまだ未発達だという話で例に挙がっていたのがGoogle Healthだ。人の健康状態までも情報整理の対象にしてしまうGoogleにぞくぞくした一方で、小さい病院や薬局が不利になってしまうというのがひっかかった。あらゆる情報が整理される世の中においては、淘汰されるものも出てきてしまうということなのだろうか。
今こうブログに書いているのだったら、このことについてもっと突っ込んで聞いたらよかったと思う。後悔先に立たずとはまさにこのことだ。
こういった後悔をなくすためにも、貪欲に議論に参加する姿勢が必要なのだろう。

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