2009年6月1日月曜日

0529ゼミの感想

関取です。遅くなりましたが、ゼミの感想をアップします。

【Creative Environment】
 以前にもチェックシートを見せてもらったことはあったのだが、論文の形式にまとめられたものを見、プレゼンも聞いたことでより一層その研究内容の充実を感じることができた。特にチェックシートは、本当に実用に耐えうるものだと思う。リーダーとして組織を考える際に、ぜひ利用してみたい。
 そして先生にも指摘されてしまったが、プレゼンを受けての議論で完全に聞き役に徹してしまったのは大きな反省点だ・・・。聞き役に徹してしまった理由として、議論における発言=反駁と無意識に考えていたことがあると思う。議論の趨勢から反駁すべきポイントを発見することができなかった(少なくともその時の自分にとってはそう思えた)ために、聞き役に回ってしまったのだ。しかし今冷静に考えてみると、議論における発言は、何も反駁だけに限らないのではないかと思う。誰かの発言に賛成してその論を補強することもできるし、違った見方を持ち込んで論点をずらす、といったこともできたはずなのだ。先生のおっしゃった「Voice or Die」の言葉を胸に刻み、何のために金ゼミに聴講に来ているのか今一度考え直してみようと思う。

【Guest Speaker's Lecture】
 こちらでも反省点。冒頭のone slideプレゼンでつまずいてしまった・・・。「ゲストをあまり特別視しないように」と直前に先生から釘を刺されていたはずなのに、やはり過剰にゲストを意識してしまい、考えてきたこと以上のことを言おうとして頭が真っ白になってしまったのだ。
 ゼミ後の食事会で銭谷さんにもお話いただいたことなのだが、プレゼンの際「これだけは伝えたい」という核を意識し、それを「ここさえ説明すれば最低限その核は理解できる」という表現に落とし込んでいくことをまず第一にしなければ、と思う。どうしても緊張してしまうのなら、紙に書いた原稿を読むことからはじめても良いという金先生からのアドバイスも受けた(実は、2月のゼミ説明会後にも同じアドバイスを受けていたのだが・・・。できるつもりになっていたけれど、まだまだだったということだ・・・)。謙虚な気持ちで、一つ一つの情報を真摯に伝えることを心がけたいと思う。
 渡辺氏の講演は、各人のone slideの内容を踏まえつつ『ウェブを変える~』の出版以後に登場した新しい技術・サービスも含めた最新のインターネット界の動向を伝えるもので、挙げられたどの事例も非常に興味深かった。特に、ネット上での医薬品の取り扱いや途上国におけるネットビジネスの可能性など、ネットに関する技術がリアルな社会に影響を及ぼす事例については、まだまだ発展途上にあるということもあり今後も注目していきたいと思った。

 ゼミ後の食事会では渡辺さんの隣に座らせていただき、いろいろと貴重なお話を聞くことができた。
 特に面白かったのがアメリカでは学生を新卒採用する際、学生が書いたブログの内容も事前にチェックし、選考基準に加えているという話だ。要は実名入りで書いているこの金ゼミブログのようなブログが、その人の普段の人となりを知るために使われているということである。ちょっとした情報発信についても油断できない、と思うと同時に、世の中に向けて自分をアピールすることが容易になったこの時代に生いきていることを素直に喜び、むしろ積極的に情報発信をすることでチャンスを掴んでいきたいと思う。


今回は以上です。

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