●CREATIVE ENVIRONMENT
海外企業の経営方式についての本や日本の組織の問題点を指摘する本は多いが、それらのエッセンスが抽出されまとめられていて、CREATIVE ENVIRONMENTに必要な様々な要素を俯瞰できる点がとても良いと思う。これによって、読書で断片的に拾っていた情報を総合的に見ることができるからだ。今密かに思っているのが、この「法体系」や「制度」バージョンを作ってみたいということ。ぜひ同志を募りたい(笑)。
Voice or Dieという言葉は少々ドキッとした。確かに、誰かに何かを聞くと期待以上の情報が得られることは自明だ。変な自尊心に囚われすぎずこのチャンスをどんどん活かしていきたいと考えた。
●渡辺さん
ワンスライドの形式は、情報を引き出す効率は別として自分の中では斬新な感じで良いと思った。色々と活躍されている方はだいたい、質問の10倍以上の答えをくれると思う。そういう意味で、受け身の講義よりは良い形になったのかなと。実際、「そういうのをビジネスにしてみたら面白いんじゃない?」という具合に、意外なところに目をつけさせてくれるような点が多くあった。例えばDiggの情報の画一化の話のときなど。
そして、関心のある制度面での足かせの話も聞けた。私は病院でバイトをしているので、レセプトや処方箋といった話は身近に感じていたが、そういうところにも制度的に導入不可能な技術が多いということだった。これも新たなイノベーションの可能性を断ってしまっているのだと感じた。
なによりも今回、たくさんのネット上のコンテンツや技術を知ることができ、その発展に驚いた。逆に選択肢が多すぎて困りそうだ。じゃあ選択を助けるビジネスもできるんじゃ?と渡辺さんなら言いそうだが。
お話最中、PCをひらいて試しながら聞いていたが、これからはハードのみの時代ではないということを改めて実感させられた。紹介があったStumbleの機能は楽しいので、皆さんもぜひおススメ。
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