2009年6月13日土曜日

0612ゼミの感想

 毎日暑くて溶けそうです大賀です。皆さん、まずはグループワークお疲れ様でした!最初は「二週間しかなくてどうなることやら・・」と不安でしたが、やればできるものだなと感じました。大変だったけど楽しかったです^^ひとまずは休んで、また気を取り直して合宿に向けた映像制作がんばりましょう!

●輪読「市場を創る」9章~10章
 今回の発表及び議論は予定時間よりも大幅にオーバーしました。私のタイムマネージメントが悪いといえばそうなのかもしれません。ですが私が、時間が非常に押してしまったことの一番の理由として今回特に感じたのは「皆の予習が足りないのではないか?」ということです。たとえば10章で話に出た「外部性」について。本を読んだ段階で、ある程度自分で調べられる言葉だったのではないでしょうか。私自身、「外部性」という言葉は全く知りませんでした。ですが、自分で調べ、ある程度理解し自らの言葉で説明できるようにしてからゼミに挑みました。勿論適切な具体例が思い浮かばなかったという至らなさはあります。しかし、たとえ不完全なものであっても、「しっかりと予習しよう」「わからない言葉をある程度わかるようにしておこう」という心がけは何よりも必要なものだと私は考えています。今後はゼミ生それぞれが責任感を持ち、自分の担当でないNCであれ輪読であれ、しっかりと予習を進めてきてほしいと思います。私自身もこのことを肝に銘じてこれからもがんばります!
 「正の外部性」と「負の外部性」の話は非常に面白かったです。自分の中で漠然としていた内容でしたが、イメージとして固まったような気がします。とりわけ興味深かったのが、時間の流れによって「正」であるか「負」であるかが決まるという点について。戸高君が言っていたエコバックを例にとると、ShortTermでは、ビニール袋に代わるものとして環境に優しいと見られており「正の外部性」があるように見えますが、LongTermでは、結局はエコバックを生産するためにその他資源が無駄遣いされてしまい「負の外部性」が生じてしまうということが起こり得るかもしれません。結局のところ、何が「正」を生み出し何が「負」を生み出すかということは予想がつかないと思います。また、そもそも外部性を生み出さない「完全な社会」など存在し得ないのではないでしょうか。
 また知的財産権の話では、ミッキーマウスというわかりやすい具体例を用いた議論展開ができて良かったと思います。ミッキーマウスの著作権がディズニーのものでなくなったら、ミッキーマウス2.0として新たなミッキーが生まれるかもしれませんが・・その一方でミッキーが至るところに存在するようにもなってしまうわけで、そう考えると何だか微妙な気持です。権利を保護すべきか、放棄すべきかは、その保護対象の種類に大きく作用されると思います。・・正直なところ、権利問題については金ゼミで散々扱っているにもかかわらず、なかなか理解するのが難しいです・・。もっと勉強しなければ駄目だなと痛切に感じました。

●acTVila2.0
 自分のグループの発表がうまくいくかどうか、他のグループがどんな発表をするのか、聴衆からの反応はどうだろうか・・。とにかく不安でいっぱいでした。発表する直前は心臓が口から出そうなほど緊張してしまいました。ですが、前に立つと不思議と緊張は無くなって、自分らしく楽しみながら発表をすることができました。まだまだ至らない点は多かったと思いますが、現段階では満足しています。
 私たちDEXTER班では、acTVilaアプリという携帯電話との連動サービスを提言させていただきました。携帯電話という、多くの人々にとって身近な電信機器と連動させることで、acTVilaの認知度は上がり、それが将来的な顧客の獲得に繋がると考えです。当初は、「acTVilaをパソコン化する」というサービスモデルを考えていました。しかし企業訪問の際に、山下様より「acTVilaはあくまでもテレビである」というお話を聞き、考えを変え、あくまでも「TV」であるというスタンスを崩さないようなサービスを提言することとしました。総評の中にもありましたが、やはりテレビが「お茶の間に置かれるオープンなメディア」である限り、それを完全にパソコン化してしまうことは難しいと思います。(権利的な問題や広告主との関係などによって)その一方で、デジタルTVと携帯電話というハード面での連動は実現可能性も高く、ユーザー側に対しても、手軽で面白いacTVilaの在り方を実現していると考えています。具体的な収益モデルについて落とし込んで発表することができていなかったのは反省しなければならない点ですが、シンプルでありながら良いサービスが提言できたのではないかと思います。
 その他グループの発表はどれもクオリティが高くて、また、アイディアも豊富なものばかりだったのでとても楽しめました。同じものを調べていても、視点はここまで違うものなんだなあと驚きました。特に面白いと思ったのはせいしゅんぴんく班の、「acTVilaを家電にする」という考え。私たちのグループとは異なり、そもそものTVの在り方を新しいものにしている点が非常にユニークだと思いました。紙芝居を使った発表方式も素敵でした!戸高君のイラストの上手さにびっくりしました。隠れた才能ってやつですね。
 また最後に時間配分についてですが、どのグループも時間オーバーしていた点はやはり気になりました。1、2分ならまだしも、5分以上時間をオーバーしているグループがいくつかあったのは残念でした。今後はもっと時間にも気を使って発表していきたいですね!

 余談ですが、アフターの食事会で山下様及び山野様とたくさんお話させていただくことができ楽しかったです。やはり社会を広く知っている方は違うなあと感じました。刺激を受けました!

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