投稿が遅れ申し訳ありません。
重々、猛省します。
Designing Creative Environment
昨年度取り組んだ三田祭論文の発表。今見直してみると、企業ケースの質・量やフレームワークの実行手順、優先順位など、分析や情報収集の面でまだまだ詰めが甘い点が多いことに改めて気づかされました。特に、金先生や竹内君から指摘があったように、現状では発散/収束の収束的な面、つまりこのフレームを実際に個別のケースに合わせて導入していくミクロ的な部分にまでは踏み込めておらず、今後突き詰めていく必要性を痛感しました。
また、それだけに限らず、4期生からの数々の鋭い指摘はどれも本質的な所に関わる、はっとするものばかりで、ある種の焦りを感じました。「日本の企業は何故創造的でないのか?」「日本の企業がより創造的になっていくには?」という問いについては、今後突き詰めて考えて行きたいと思います。
ゲストスピーカー Amazon渡辺さん(OneSlide 「ウェブを変える10の破壊的トレンド」)
OneSlideでの各質問に対して、一つ一つ詳細に回答してくださり、ウェブに関する渡辺さんの深い見識を知る事ができ勉強になりました。ただ、議論中にゼミ生と渡辺さんとの間での意見のやりとりが一方向的になってしまった事が少し残念でした。このあたりのゲスト討論の方法は改善の余地がある気がします。
特に印象的だったのは、菊池君の「スタンフォード」は日本に生まれるか?という質問に対する渡辺さんの回答です。ネット系のイノベーションは、なんだかんだ言ってエンジニア達が新しいモノ/サービスを作る所から始まる事が多いにも関わらず、日本ではエンジニア達が冷遇されている、というお話は大変興味深かったです。渡辺さんも仰っていたように、イノベーションの源泉として、日本の大学も変わっていく必要があるのだと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿