2009年5月31日日曜日

【書評】新聞社 破壊したビジネスモデル【竹内】

新聞社 破壊したビジネスモデル

僕は紙媒体の新聞に興味はあまりなく、紙媒体としての新聞が消えてもあまり問題はないと考えていた。インターネットなどメディアが色々あるのだから、紙媒体としての新聞がなくなってもジャーナリズムが揺らぐわけではないと考えているからだ。時紙媒体の新聞がなくなれば、ネットや他の新しいメディアで情報を発信すればいい。その考えはいまだ変わらないが、読んでみると新聞社の経営については面白いと思った。

今までの広告収入と販売料だけのビジネスモデルは限界にきている。また、無駄も非常に多いと思う。新聞において、コストをかけるべきは人材の部分で読ませる記事が必要である。つまり、記者にもっとコストをかけ、他の部分は削減すべきだろう。

また、ビジネスモデルの限界はおそらく新聞だけではなく、10年後には今盛んなメディアにも当てはまることだと思う。ただ一番初めに新聞がこの現象に直面しただけにすぎない。今後どのようにビジネスモデルを変化させていくのかに強い興味をもった。古く変化を好まない保守的なイメージがあるだけに今後の変化は見物である。

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