2009年5月31日日曜日

【書評】ロングテール【内山】

ロングテール クリス・アンダーソン

こないだのゼミで、ロングテールとは何かということを初めて知りました。お店って、選択と集中が行われている場所なんだなってつくづく思いました。小さい頃は、大きな本屋さんに行くと、そこに全てがあるような気がして、タイトルも読めないような本がぎっしり並んだ場所をわくわくしながら回ったものです。でも、全てがそこにあるわけではなかった。当たり前ですが、利益を上げるために埋もれていった宝がこの世の中にはたくさんわけです。それをネットが見せてくれるなんて、なんてすごい。アマゾンを見ていると、昔みたいなわくわくした気持ちが湧いてくる理由がわかったような気がします。大きな本屋さんよりもものすごい宝の山なんですな、あそこは。ネットに関する本を読み度、わたしインターネットなめてたなって思います。無限に広がるデータの海。その広大さに圧倒されました。ロングテール現象によって新たなヒット商品が生まれたり、埋もれた宝にも人々が接する機会を得られる。インターネットの持つ可能性を改めて実感しました。

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