世界級のキャリアの作り方
世界で活躍する黒川氏、石川氏の体験談を随所に散りばめながらキャリアデザインの方法について、述べられた本である。日本に留まるのではなく、世界という広いフィールドでメンターを探し、プロフェッショナルとして生きることを推奨している。
著者は、プロフェッショナルを次のように定義している。桁違いの知識と技術、情熱、プライドを持ち、肩書きにとらわれず個人で勝負出来る人がプロフェッショナルである。プロフェッショナルに対して漠然なイメージしか抱いていなかったが、この本を通して少し明確になった。
プロは結果を出すことが求められる。基本的には、個人で行動するフリーランスだからだ。結果を出さなくては最悪職がなくなる。かなり、過酷な状況で生きていつ言えよう。しかし、文章を読む限り、著者たちは、プロフェッショナルとしての生き方を楽しんでいるように思える。それを支えているのは、人との出会いだろう。単純に世界をフィールドに生活すれば、自分のキャリアに影響を与えるような人物に出会う可能性は高まる。その分だけ、自分が成長するチャンスが増えるのだ。これが、プロフェッショナルとして生きていくことの価値なのだろう。成長していくためには、世界を視野にいれていく必要があるのだろう。英語や語学を勉強する動機になりそうだ。
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