2009年5月15日金曜日

[書評] その他大勢から抜け出す成功法則 ジョンマクスウェル [宮村]

成功している人・頂点を極める人と、そうでない人との違いとは「考え方」「考える習慣」の違いであるとし、「思考法」の重要性を11の思考スキルを提唱することで説得的に主張している。現状よりももうワンレベル高いネクストレベルにを目指すには行動を起こすしかない。しかしながら、行動は突発的、刹那的な感情によって妨害されてしまう。そのため、「いかに考えるか」という思考法を鍛錬することによって、感情を統制し、常に高い付加価値を生み出し続ける人間になれるという。それは、「自分の思考をコントロールできる」ことを前提とすると、「感情が思考に由来する」事から、「思考をコントロールすることで感情をコントロールできる」という三段論法による根拠に由来している。この論拠には大変納得させられた。

具体的な思考スキルとしては、大局的に考える習慣・集中的に考える習慣・創造的に考える習慣・現実的に考える習慣・戦略的に考える習慣・前向きに考える習慣・反省して考える習慣・「非・常識」に考える習慣・「アイデアを共有」して考える習慣・利他的に考える習慣・実利的に考える習慣、という11のスキルが説明されている。

これらのスキルに共通して大事なポイントだと私が感じたのは、大切なのは「何を考えるか(What)」ではなく「いかにして考えるか(How)」ということだ。「何か考えるための考え方」を鍛えることで行動が変わり、現実が変わる。このことの凄みを感じる事のできる本でした。

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