2009年5月19日火曜日

【書評】ハーバードからの贈り物【金光】

『ハーバードからの贈り物』 デイジーウェイドマン

はじめはうなずきながら、時には考えさせられながら読んだが、一冊の本の中に詰め込まれすぎていた。一度にいろいろな側面からの話を摂取して自分には消化しきれなかった。
それはおそらく一つ一つの話が、本一冊書こうと思えば書けるくらいの濃い話を凝縮させて詰まっているからだと思う。

ひとつひとつにコメントを書ける。しかし、ここではそうはせずあえて全体を通して思った感想を書く。
同じことを経験したとしてもそこから何を感じるかその人次第で、そこにその人らしさが表れるとんだな感じた。ここでの話は、すべてハーバードビジネススクールの教授が自らの経験を通して生徒に伝えたいメッセージである。経験だからこそ、身近にもまた説得力も感じられる。しかしたとえ同じ経験をしたとしても、私ならそんなふうに感じられるのかわからない。

ここでなるほどと思ったことは頭のどこかにとどめておく。でも、本当にこの意味を理解できるのは、実際に自分も経験を積んでそこから感じ取ることだと思う。そのために、今は向上心と興味のアンテナを常に張っておこうと思った。

教授に女性も登場していたことも嬉しかった。
実際に、ハーバードビジネススクールの教室で生で話を聞いてみたいと思った。

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