2009年5月10日日曜日

大橋禅太郎「すごい会議」

【概要】
大橋自身が立てたベンチャー会社での会議を舞台に
どのようにすれば成果の出せる生きたミーティングを
行えるのか、ということを具体性の高いアドバイスを交え
多く紹介されている。

【感想】
皆、これまでに一度はミーティングなるものを行った経験は
あるだろう。御多分に洩れず、自分もその経験があります。
その際に、ほぼ毎回強く感じることが一つある。このミーティ
ング意味あるの?しかし、まぁやらざるを得ない。集まらざる
終えない。そもそも論になってしまうが、似たような思いを抱
いた人も少なくないのではないだろうか。こういったフラストレ
ーションを解消し、今回のミーティングは良かった!最高の
パフォーマンスを出せた。そんな実感を得たい。本書はそん
な要望を叶えてくれるだろう。様々な事項が提示されていたが
その中でも私にとって、新鮮で実践しようと思った事項は2点
あった。
①参加メンバー皆でミーティングを行う理由、達成したい目標
 を共有する
②「できない」理由を考えるのではなく、「どのようにしたらできる
のか」といった視点を変えて思考する。
①に関しては当たり前のようだが、全く意識しないとなおざりにな
ってしまいがちだ。②のような考え方は出来ていなかった。これは
できない理由を挙げるだけでは集合知は発揮されない。個人で
行えば十分である。皆でその困難を克服しようとするプロセスに
意義があり、ミーティングの意味があるのだろう。
本書においてマインドセットできたので、これを機にすごい会議
を実践していきたい。


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