2009年5月4日月曜日

5月1日 ゼミ&レッシングの講演の感想

【ゼミ:NC 『Conductor LCO』】

今回はNCのコメンテーターの担当だった。
(1)準備、議論全体などのハードの面
(2)内容などのソフトの面
(3)自分のプレゼンについて
以上の3点から感想を述べる。

(1)準備、議論などハード面に関して
『セッションの成果』

今回は新たな試みとしてNCやコメンテーター間で会議(=セッション named by菱木)をしてから当日に望むことを提案して実行してみた。まだまだ改善点はあるが、やはり事前のセッションは必要であると思う。やや議論が出来レースというか、こちらの意図するほうに作りすぎた感はあったが、去年の終盤に見られた、意見/議論点がでないという状況よりはかなりの進歩であると思う。PPTの各自の役割分担は明確にできていたし、一人では出なかった意見をもとに議論設計ができたのではないだろうか。今後のNC、コメンテーターには事前にセッションするも、議論を作りすぎず、状況に応じた議論のストーリー設計をしていくよう試行錯誤していってもらうことを強く望む。そうやって金ゼミのNCが少しずつ進化していけばいいと思う。

なによりセッションは楽しかった。またやりたいと思う。
戸高、菱木お疲れさまでした!

(2)内容などソフト面に関して
『認知させる、ただそれだけのこと。』

「認知」というのは非常に重要であると感じた議論であった。amazonなどのplatformに参画する企業は主に認知を目的とする(システム上の問題なども大きいが)。

最近、広告の役割などを考えるにあたっていろいろ難しく考えすぎていたようだ。学生団体の講演会の広報活動をするにあたって感じたのが、”ある物事を知らせされなければ、その人にとってそれは存在しないのと同じ”だということ。いくら魅力的なコンテンツや商品であっても、それが人々に認知されなければ何も始まらないのだ。そのための工夫がplatform businessであり、クロスメディア戦略なんだと思う。つまり、広告活動とは”認知させる活動”のこと。ただそれだけのことである。かなり個人的なことであるが、ずっともやもやしていたものがすっきりした(笑)

(3)自分のプレゼンについて
『まだまだ、これから』

内容、visualの2面から述べる。

<<内容>>
『ロジックにおける穴』

体調の優れない中のプレゼンだったが、そのようなことは言い訳にもならない。金先生がスポッチャの食事の際に「小宮のプレゼンはすべてが重要のように聞こえる。結局なにが一番重要なのかがわからない。」とおっしゃっていたが、まさにそのようなプレゼンだったように思う。プレゼン中に、それを痛切に感じた。説明が一つの大きなルートではなく、様々な小道によって構成されており、散漫になってしまっている。

ただ、自分の中で、客観的にその弱点が把握できたことは大きいことであると考えている。菱木のプレゼンは今後において多いに参考になると思う。彼のプレゼンは各パートにおいて、一度立ち止まって一番言いたいことを明示する。なにを言いたいのかが非常に明確であり、わかりやすいプレゼンターであると感じた。菱木に限らず、様々なプレゼンターのよいところを吸収していきたいと思う。

<<visual>>
『ある程度の収穫』

visual面ではある程度収穫があったのではないかと思う。

ゼミの2日前ほどの、商学部の授業でプレゼンをしていた人のvisualの使い方に衝撃を受けた。今まで見たどんなプレゼンよりもexitingで、わかりやすかった。こんなプレゼンが世の中に存在するのかと鳥肌がたった程である。インパクトはもちろんのこと、各スライドへの意向がすべて連動しており、オーディエンスの意識を途切れさせなかった。そのメソッドを急いで、少し真似をして作り替えてみた。時間がなく、まだまだ彼のメソッドの一部分しか真似できてはいなかったが、visualに関してはインパクト/わかりやすさともにまだまだ全然ではあるが、以前よりは改善されたように思う。

今回は文字の使いかたという点で彼の真似をしてみたが、今後は各スライドの連動性や”意識のしりとり”という点を重視してスライド作成をしていきたい。4期生の竹内先生もおっしゃっていたように、様々な人のよいスライドを参考にして、吸収して、真似して、レベルアップを図っていきたい。


【レッシング講演に関して】
『One slide:One word or One picture!!』

昨年から金ゼミやFreeBusinessの論文を通じて学んできたことなので、内容に関して特に斬新な部分があったというわけではないが、レッシングの講演を生で聞けるというのは非常に価値があったと思う。特にプレゼンテーションの進め方に関してはかなりの部分で学ぶ点が多かった。彼は「One slide:One word or One picture」の原則そのままのような非常に見事なプレゼンであった。話すwordに連動してスライドが繰り出され、pictureも非常にconceptualで効果的に伝えていた。

自分のプレゼンのスタイルとは多少スタイルが違うが、上記の話ではないがレッシングのプレゼンの吸収できるところは吸収していきたいと思う。先生やゼミ生から「レッシングの真似をしてくれ」との無茶ブリが来たので、次回なるべくできるよう努力してみたいと思います(笑)

1 件のコメント:

  1. 根なし草 hishiki2009年5月4日 10:19

    小宮、まつりあげすぎ(named by 宮村さん)ですよ(笑)

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