こんばんは、菊池です。今祖父母の宅で、懐かしいダイヤルアップ接続にて更新。
【ゼミの感想】
ネット広告と潜在意識の喚起というテーマから始まり、プラットフォームビジネスの議論へと発展した。今回のゼミでは、広告全般の現状やプラットフォームビジネスの基本的な概念を学ぶことができた。また、先週のオープン化の話と共通している部分もあり、原理的部分を様々な議論にあてはめるという意味での訓練にもなったと思う。
もう一つ、ゼミの進め方にひとつ考えたことがあった。前回のゼミでも同じく、タイムスケジュールの意義はいかなるものか、ということに関して。時間に余裕のあるタイムスケジュールで、議論の時間を増やすのも良いのでは?と思ったが、あるいは何か意図があってこの形式にしているのかもしれないので、今後先輩方と話してみたい。
【レッシグ講演の感想】
「Youtubeで見ていたような、外人のすげぇプレゼンが見れた!」と感動。
それはさておき。講演の中で、「commercialとshareのhybrid」というフレーズが印象的だった。思い浮かべたのが、昨今動画共有サイトで無数に見かけるMAD動画(藤田さんが詳しく書いてます)。従来だと、このMADは保護された著作物を無断使用しているということで削除の対象となっていたが、それが最近広告として利用されはじめている。著作物の一部を無断使用しても、動画サイト運営者がそれを発見、権利者へ通知し、権利者は自らの広告をブラウザ上に表示させることができる。
例えば、角川グループの人気アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』は、大量のMAD動画が出回っていて、アマチュアとは思えない完成度の高さを誇るものもいくつもある。それを広告としてうまく権利者へ利益還元できるシステムをYoutubeが開発し、実際に稼働している。(参照:http://www.atmarkit.co.jp/news/200902/23/youtube.html)
このように、ボランティアのアマチュアが宣伝をしてくれるというなんともおいしい状況は、「shareとcommercialがhybridする」というレッシグの理念や、講演中に挙げらていた様々な例(アマゾン、マイクロソフト、レディオヘッド・・・)とも共通し、今後大きな流れになっていくのだと感じられた。
ところで、帰りの電車で村山氏&竹内氏と英語力上げようって話をしていました(韓国合宿もあるため)。なにか、みんなでやっていけたらと思います。
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