『聞く力』 斎藤孝
聞くといえば、人が話しているのを聞くというのと、人にわからないことを聞くことがあります。もちろん前者について。
最近話したいろいろな大人から「アウトプットよりインプットだ」「自分が話しても何も得られないが、人の話を聞くことで自分に財産ができる」と、話を聞くことの重要性をうかがっていました。そしてこのような本が出るということは、いま話を聞けない人が増えているのでしょうか。
今まで話を聞くことで悩んだことはありませんでした。なぜ聞くことに技術がいるの?と思っていました。でも自分が話すときには、とても!!人の聞き方を気にしてしまいます。もし相手が少しでも飽きた感じがあったり、忙しそうだったりすると、話すのをやめてしまいます。話すのが好きな人はそんなのおかまいなく話せるのかもしれませんが、だめです。だからこそ自分は話す相手が気持よく話せるような聞き方を、無意識に心がけてきたつもりでした。とはいえ、実際にそれができているのかはすごく疑問です。つい口にしてしまう自分の口癖や、聞き方にもそれぞれの癖があるそうです。筆者は大学時代に合宿で教育されたと書いてありました。自分の「聞く力」について、互いに評価しあう機会をゼミで作れたらいいな!と思いました。
最後に、著者のHPより(http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/message.html)
金ゼミに生かせそうな言葉です。
共に学ぶ力他者の学ぶ力に驚き続ける新鮮さを持続させる力
クリエイティブな関係性を現出させる力
クリエイティブな関係性は、お互いの間に新しい意味が生まれる関係の在り方
出会いの後に学ぶ意欲が湧くような関係の在り方
やりたいことについて深く話せる関係の在り方
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