2009年5月29日金曜日

0529ゼミの感想

 こんばんは!おーがです。雨が降るとなんだか憂鬱になりますね。黒雲を吹っ飛ばす力が欲しいです!


●Creative Environment
 去年の12月、ものつくり学部方々の発表を聞いて、「金ゼミに移動しよう」と決めたことを思い出しました。フラットな環境、多様性の尊重、自由と責任、すべて金ゼミの理念に当て嵌まるものだと思います。もちろん金ゼミにも、まだ足りない部分はあるでしょう。たとえば「失敗を罰則と考えず、学習のチャンスと考えよ」ということ。私を含めて多くのゼミ生が失敗を恐れているように思います。もちろん失敗しないにこしたことはありませんが、たとえ失敗したとしてもそれを引きずらないこと。「失敗を次に生かそう」とする姿勢が重要ではないかと思います。Creative Environmentのデザインシートは今後あらゆる場で生かしていきたいです。
 その後の議論では皆の活発な意見交換ができて楽しかったです。とりわけ、日本社会になぜCreative Environmentが生まれていないのか?という疑問に関する答えを考えられたのが有意義でした。「フラットな環境の実現」「多様性の尊重」と、口に出して言うのは簡単です。しかし実際に行うのには、困難は伴うと思います。とりわけ日本社会において困難を極めてしまった要因として一番考えられるのが「教育」だと私は考えています。小学校中学校の段階から、「自分のやりたいことを自由にやれる場」が与えられていれば、人間の創造性は高められるのではないでしょうか。人間は誰しも創造性を持っています。「創造性」を持っているひとを「異端」とし、排除しようとしている教育体制に問題があると考えます。
 この問題の解決策として私が考えたのは、「グループワークの積極的な導入」です。いまでも一部私立学校などでは行ってると思いますが、グループで何かプロジェクトを立ち上げさせて、その活動を推奨すること。現に私は、中学校のときに「カンボジアの子供たちに鉛筆を送ろう」というプロジェクトをグループで立ち上げ、大使館やNGOにヒアリングに行き、最終的に二百本の鉛筆を送りました。一年間かけてやったグループワークでしたが、その時の経験が今の大学生活にも大きく生かされていると思います。「机に向き合う勉強から、自ら動くことによる勉強へ」移行していくべきだと考えます。


●ゲストスピーカー「ウェブを変える10の破壊的トレンド」渡辺さん

 2009年度初の金ゼミゲストスピーカーということで、皆緊張気味でした。私もすっかり上がってしまいました。緊張状態の中で的確に自分の考えを伝えることの難しさをひしひしと感じました。場をこなして慣れていきたいですね!
 皆の質問はどれも個性豊かで、話が画一化せずに面白い方向に進んだと思います。私は、「思考の蛸壷化」のお話をさせていただきました。実はこのお話は新聞記者さんとの会話の中で生まれたアイディアです。記者さんは、インターネットの発達によって、ひとつのジャンルに詳しい「オタク」は生まれ得るけれども、博識な人間が減ってしまうのではないかと懸念していました。私もその危険性を感じています。ともすれば知識の幅を狭めてしまうだろうインターネットが、どのようにして「本屋」のような「ジャンル横断の場」となりうるか。渡辺さんは、そこに新たなビジネスモデルのきっかけが有り得るのではないかとおっしゃっていました。ライフログを使ったAmazonの新しいレコメンデーションシステムのほかにも可能性はあるように思えます。今後もじっくりと向き合ってみたいテーマです。
 また、TwitterやPokenなど、いままでゼミで扱ったテーマが出てきたのがうれしかったです!本物のPokenを見たのは初めてだったので興奮しました。なんだか欲しくなっちゃった・・金ゼミ皆で買いませんか?(笑)


 いよいよグループワークが始まるということで緊張しますが、楽しみつつ頑張っていきたいです^^

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