2009年4月20日月曜日

初回ゼミと合宿を終えて。

 4期生文学部人間科学専攻2年 山本真理子です。
 
 思い返せば、初回ゼミから合宿にかけての私は、常にうきうきと興奮していた。知識豊富で、優しく心から尊敬できる先輩方と、志が高く、今の自分にないものをたくさん持っている魅力的な同期を見て、自分のゼミ選びに間違いがなかったと確信できたからだ。数あるゼミの中から金ゼミを選べた自分は、今までの人生で珍しく判断力があったと思う。
 しかし、そんな幸福に包まれながらも、一方で何か漠然とした違和感が自分の中にあった。この違和感はなんだろうかと、合宿の帰りの電車で考えてみた。その結果、自分は本当の自分を取り繕っていたのではないかと閃いた。優秀な先輩と同期を前に、私は自分を良く見せようと躍起になっていたのだ。分らないことを素直に分らないと言えない、知らないことを素直に知らないと言えない自分になってしまっていた。しかし冷静に考えて、そんなことをしていてもすぐに化けの皮がはがれるし、第一自分のためにならないので、今日からそんなことはやめる。そして、がむしゃらに知識を得、この金ゼミという最高の環境でとことん精進していきたいと思う。
 先輩・同期のみんな、こんな無知なわたしをこれからどうぞよろしく。

 

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