ジョンCマクスウェル著、斉藤孝訳「その他大勢から抜け出す成功法則ー「必ず何かやる人」の11の考える習慣術」(2005年、三笠書房)
2009年6月17日読了
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「過去と他人は変えられない」という言葉がある。人間関係で悩んでいた私に、母が教えてくれた言葉だ。私のその言葉を聞いてなるほど、確かにその通りだと思った。母は言った。「世の中にはいろいろな人がいるけど、その人のことを変えるのは難しい。だから、状況をかえたいと思うのならまず自分が変わらなきゃ。」他人のことに関して愚痴を零すのは簡単だがだからといって状況が変わるわけではないのだ。私は母の言葉によってそのことを知り、自ら能動的に変わっていくことの重要さを知った。本書にも上記のようなことが書かれており、母の教えを再認識することとなった。「他人を変えられる人間はいない」「自分の人生の責任は自分にしかない」「だからこそ自分が変わっていかなければならない」ー状況を嘆くのは簡単だが、嘆いてばかりではいつまでたっても前進することはできないのだ。
クリエイティブ(創造的)な人間になるために何ができるのか?私は金ゼミに入ってからずっと考えている。正直なところ、未だに明確な答えは出ていない。本当に私のような「凡人」がクリエイティブになれるのか、と、自問自答しては落ち込む日々が続くことも多い。クリエイティブな仲間たちをみて、その才能に妬むこともある。だが、人間が何らかの「天性」としてクリエイティブ性を持っているならば、私も何らかの形でクリエイティブな人間になれるはずだ。必要なことは、いかに自分を変えられるかだろう。
今後は自分を「クリエイティブ」な存在だと信じ、自信を持って物事に挑戦しようと思う。他人を羨んだり、恨んだりする暇があったら、自分を変えていこう。そう決心させてくれる本だった。
2009年6月17日水曜日
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